「買っておいたよ、ロキソニン。」
仕事で手を痛めたらしく、ちょっと特別なロキソニンを買うように頼まれていたのだ。
話を聞けば腱鞘炎らしく、箸やペンを持つのにも苦労している様子である。
この晩は、和食に慣れない外国人のような持ち方で箸を持ち、晩ご飯を食べていた。
「・・・喉が痛い・・・。」
翌朝になると、ゲンナリした顔で起きて来た。
「凄く痛い。食べるのが辛い。」
この朝は、お粥を食べて行き、弁当にもお粥を入れて行った。
昼になると、「午後半休取って、病院に行って帰る。」と連絡があった。
私はその帰りを待つ。
車で迎えに行くと、「食べられないんだけど、食欲はある。ってか食べたい。」と言って買い物について来た。
柔らかいものを選んでいく。
サムゲタン粥、麻婆豆腐、茶碗蒸し、麻婆春雨、ジャンボ餃子は私のリクエストにて半強制。
ひと眠りしているダンナを、晩ご飯だと起こしに行く。
相変らず変な持ち方で箸を持ち、少しずつ皿に取り、顔をしかめながら口に運ぶ。
「痛いの?」と聞くと、「うん。・・・・・・。」そして、「歯が痛い。」と言った。
喉の方はリンパ腺の腫れと診断を受けてるから、それとは別に歯が痛いということEE:AEB2F
「ちょっと前から痛くはあったんだよね・・・。」
つまり、ちょっと前から歯が痛くて、腱鞘炎になって、リンパ腺が腫れてるということか。
明日は火鍋の予約をしてもらってるんだが(笑)
ダンナはヨボヨボと少しばかりの晩御飯を食べ、薬のせいかちょっとだけ元気になってから寝室へ消えた。
どうもダンナは、時々このように一度に不幸が舞い降りてくることがある。
小出しでダラダラもキツいが、もう満身創痍だ。
神様にぼし様、明日までにどれかひとつでも治してやってくださいEE:AE482火鍋ダヨ!