散らかっているのは片付かないからであり、片付かないのは片づける場所がないからである。
散らかっている物の行き先さえ決まっていれば、後はそこに動かすだけ。散らかりようがない。
つまり、片付ける場所を作らなくては、いつまで経っても片付かないということだEE:AE482
・・・知ってたEE:AEB2F
で、片付ける場所がない理由は、物を手放せないからであった。
しかしだ。
なんだろう、今、どんどん手元から離れていくのである。
どうせ死ぬんだから、置いておいてもしかたがない(笑)
私は今、死神に憑りつかれているので、そんな気持ちになっている。
感動して、いつかまた読み返すだろうととっておいた本。やるだろうと思っていたゲーム。処分。
デザイン学校に行っていた頃の作品。こんなものを残しておいても仕方がない。
下らないコレクション。迷ったが、生きていくうえで「懐かしさ」など、必要なものではない。
捨てる。
捨てれば捨てるほど、あの世が近くなる気がする(笑)準備ができたら早くおいで、と言われているようだ。
でも死神さん、CDが踏ん切りつかないんですよ。あと、カセットとレコード。
マスター音源に当たるものだ。これをなくしてしまうには、不安が大きい。
今日び、音楽などいくらでもネットで配信されているが、形になっていないというだけで不安になるのが昭和世代ではなかろうか。
見えていないと、忘れてしまうのである。
まぁ忘れてしまうような曲ならそもそもなくてもいいのかもしれないが、例えば昨日、古いホームビデオのバックで、クラプトンの「Let it grow」が流れていた。
忘れていた。すごく好きだった曲である。思い出せたことに、感謝した。
やはり音楽には、いつでもそばにいて欲しい。
ということで、音楽関係の処分は進みそうにない。
そのぶん、他の場所を空けて対処できないかと考えている。
この調子なら、何とかなるんじゃないかと思うんだが。
死神のおかげで、色々はかどっている。
人生なんて、すでにロスタイムに入ってると思った方が輝けるものなのかもしれない。