***水曜日に下書きしたものになっています。ライブはもう終わりました~~~EE:AE5B1***
ライブやリハも迫っているんだが、もうひとつ何となくやばそうなのが・・・・・・・。
別にノルマがあるわけでも本番があるわけでもない。
そういう意味では必要ない部類になるのだろうが、やっとかないと裏切ることになってしまう気がする、
ポン太先生を・・・・・・・。
私のバンドでの担当パートは一応歌と鍵盤になっているが、そのどちらも中途半端なクォリティであった。
特に鍵盤においては本物通りに再現する「どコピー」しかできず、ソロやアドリブなどで非常に苦労していた。
音楽理論的なものが頭に入っていれば、コードをもとに自由に弾けるはずだ。
そこで本を買って読んだりもしてみたが、これがまたサッパリ分からない。
マンツーマンで私の理解度に合わせて誰か教えてくれないだろうか。
そこで浮かんだのが、ポン太さんだったのである。
ポン太さんは、例のミュージックハウス「P」で出会った人であった。
出会いこそかなり前に遡るが、最近はあまり店で見かけなくなってしまった。
ジャズやフュージョンなんかを自在に弾きこなし、講師なんかもやっていると聞いた。
おっとりした人柄も、教えられるにあたって威圧感がなくていい。
私はライブで人様のキーボードソロを聞くたびに、ポン太さんにお願いしようと決意していた。
そしてある日、とうとうポン太さんと再会するのである。
2時間8千円。
個人レッスンとしては決して高くはないが、私の自腹としては高額だ(笑)
しかしこの1回で、理屈さえ覚えて帰れれば、一生モノである。
「ピアノに使う筋肉はね、なかなかつかないくせにすぐに落ちちゃうの。だから毎日ちゃんと練習する方がいいんだけどね・・・。」
スタジオに入り、ピアノのフタを開けるとポン太さんは言った。
「時間ならあります。仕事してませんから。」毎日弾こう。上手くなりたい。
「できれば4時間、最低でも2時間かな。」
無理ッスEE:AEB30
4時間ってEE:AEB64
一体どういう人向けに言ってんですか。
そしてそれから3週間が経つが、実はその後私は一度も弾いていないEE:AE4E6
とても勉強になった。
スケールも理解した。
練習すべきことも分かった。
家に帰ってやるべきことを譜面に起こした。
後はこれを繰り返し弾くだけであった。
しかしどっちが先って、やはりライブが控えているものが優先されてしまうのである。そしてその準備すらも、まだ終わっていないのだ。こっちで焦っている最中なのである。
一番近いライブが、今週末。
そしてこの日。
同じライブにポン太さんも出演するEE:AEB64
当然「その後どうしてる?」となるだろう。
私は教え子となったのだ。ポン太さんの大切なものを受け取っているのである。
「その大切なもの」の行く末は、気になって当然だろう。
一度も弾いてないなんて言えないEE:AEB64
あぁ、まだポコッペリンの方も終わってないのに、困ったEE:AE5B1
でもポン太さんをガッカリさせたくはない。というか、それによって見捨てられたくはない。
良く見ている掲示板に、「思うところを胸張って言い逃げするトピ」といういわゆる駄トピがあったのだが、その中にこんなものがあった。
ピアノの練習を「ピアノの練習」と思ってるんじゃないの?
あれは歯磨きなのよ。
毎日やっておきなさい。
というものがあった。
名言である。
ポン太先生、ごめんなさい・・・・・・。
***結局ポン太先生は、演奏が終わったらすぐに帰られました。ゆっくり話ができなかったのが幸いした、という言い方をしていいのか悪いのか・・・。***