さて、続々と来た新しい依頼のひとつから選んだものは、「ライオンのプライド(群れ)」の撮影」であった。
これを選んでラップトップを閉じると、「キワンジャ平原に行こう」とエリックが行き先を教えてくれる。
キワンジャ。前にメスライオンを撮ったことがある。
適当にエリア中ほどを目指していくと、水場に動物が集まっていた。
双眼鏡を覗いてみると、呆気なくライオン発見。
あまり数はいないが、これで「プライド」というんだろうか。
とりあえず車を降り、少し離れたところから徐々に距離を詰めていく。
相手はライオンだ。見つかったら容赦ないだろう。しゃがんだまま少しずつ進み、撮り、進み、撮り・・・。
だいぶ近づいてきたかな、と思ったあたりでエリックが「子供のライオンがいるぞ!」と言って急に勝手に展開した。
危険だから車で行こう、と言ってそばまで行き、そこで撮影開始。場所はそこで固定。
ライオンが増えている(笑)時間はたっぷりあったので、とにかく撮った。
そしてやはり選ばれたベストショットは気に入らなかったので、中でもたくさんライオンが写っているものを選んで提出した。
判定はC。
何が悪いのか、分からん。
大人しくベストショットを使った方が良かったのか。
この依頼が意外と早く片付いたので、もうひとついってみることにした。
「岩肌や壁に残る先住民の痕跡を撮る」。
漠然としているが、これも「チョロア渓谷」とエリックがヒントをくれたので、向かった。
岩も壁もいっぱいあるねEE:AE5B1
とりあえずグルッと見て回ったが、それらしいものは見つからない。
強いて言うならこんなのはどうか?
縦に入った溝。
もう探すのが面倒になったので、ダメもとでこれを送ってみた。
残念。アウトだったEE:AE4E6
原住民が教えてくれないかな?と言っていたので、キワンジャにいた人に聞いてみることにする。