目下ズッポリはまっている女性専用掲示板、ガールズちゃんねることガルちゃん。
眠くなるまで・・・、などと言い訳しつつ、毎夜覗いているのだが、このガルちゃん、閲覧者の多くは「ガールズ」ではないということが分かって来たのだ（笑）
私も含めて、年齢層は意外と高い。
そんな中、人気のトピのひとつが「ババチャン」であった。何の略かは言わせるな（笑）
私は初めて見たが、もうPart6に突入する、息の長いトピである。
主にアラフォー以上。
とはいえ私ももうアラフィフだ。ババトピにも関わらずこれでもちょっと恥ずかしいところがあったのだが、開けてみればみんな仲間である。レスは体調不良と衰えのオンパレード（笑）
のっけから、「ダルい」、「朝から疲れが取れない」、「いちいち横になる」などのヨレヨレのレスが続く。
これを見て思ったが、ここ数年からの私の体調不良も単なる老化現象で、同世代の女性の多くが同じ思いをしているのであるということ。
原因を掴んで改善したいと切望していたが、どうやら無駄なようだ。
誰もがこの不調の中でもがいていた。
私もなかなか体調の良い日が訪れず、やることばかりがたまっていきウンザリしていた。
ところがこれが底辺ではなかった。
昨日の朝のことである。
洗濯物を干した（必死）ついでに、寝室のエルを覗く。
私の姿を認めたエルは起きて駆け寄り、次に水場に行ってこちらを振り向いた。
昨日の夜持ち込んだコップから、エルのお皿に水を移す。エルはゆっくりと尻尾を揺らせながら、音を立てて水を飲む。
静かな時間だ。
秋の爽やかな、晴れた朝。
エルの水場はベッドの頭上だ。
私はベッドに横になり、エルの姿を見ていた。
すると急に、天井がグルンと回り出した。
なに！？
その回転はどんどん大きくなり、意識が遠くなっていく。怖いEE:AE5B1
とっさに体を起こして目を閉じだ。
まだ頭の中ではグルグルと回っている感覚があったが、何も見えなくなった分、楽になった。
落ち着いたところで、考える。なに今の。
少し休んだ方がいいか。
横になるとまた、天井がグルグルと回りだした、ヒッ。
飛び起きて目を閉じる。ハァハァ、なにこれ、寝るなってこと！？
しょうがない、布団でも干すか。
気分を変えてベランダに出る。
収納庫を開けようと屈んだ時にまた、ぐわ～～～～ん。
わわわ、ちょっとまって、今立ってるんだけど、ぐわ～～～～ん。
実際には立ってるだけなのだが、頭を大きく揺さぶられているような感覚だ。
部屋に戻るが歩けずにしゃがみ込む。
ぐわ～～～～ん、ぐわ～～～～ん、ぐわ～～～～ん、オエ～～～～～EE:AE5B1
吐きそう、冷や汗。
しゃがみ込んでソファにもたれているいるうちに、やがてそれも遠のいていった。
おえ～～～～。
まるで乗り物に酔ったような吐き気だけ残された。
なによこれ、一体どうしたというのだ？？
こうなるともう、動くのが怖い。
慎重に姿勢を変えずに、ベッドに向かう。あ、横になるとまた来るかなEE:AE5B1
枕の上に背もたれを作り、上半身が少し起きた状態になるようにしてからゆっくり横になった。
グルングルン、・・・ウッ。
見るな見るな、考えるな考えるな、オエー。
じっとしていると、遠のいていく。横にはなった。よし、金輪際動かないぞ。
そしてスマホを手に取り、めまいについて調べてみたのだった。
結果的には、放っておいても数日から数週間で治りそうである。
ただ、グルグルぐらいならまだいいが、あのぐわ～～～～んぐわ～～～んはもう勘弁願いたい。
いつ来るのか分からなければ、外に出るのも怖い。
今のうちに傾向と対策を考えなくては。
こうして、あえて色んな動きをしてみてどうなるかを試し、めまいが起こったらどうしたらそれが早くなくなるかも試してみた。
最初のうちはぐわ～～～～んが怖かったが、だいぶ攻略できたと思うのでもう大丈夫だろう。
グルグルの時点で回転をそれ以上大きくしないようにできそうなのだ。
私の回転は右回りなので、意識や目線を左に持って行くのである。
一緒に回っちゃダメだ。どんどん勢いがつく（笑）
頭の中に、小さな重いボールがあると考える。
これが転がらないように動けば、めまいは起こりにくい。
フワフワと船に乗っているような感覚はどうしようもないが、これぐらいはサービスしてやる、とっとけや。
また厄介なものを背負い込んでしまった。
ババちゃんにレスしてみるか。
