人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

断捨離からトレジャーハント

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元気だ。

掃除だ。

気になるところばかりである。手帳に書き出すまでもない。入れ食い状態である。

しかもひとつひとつが深刻な状態になっているので、いちいちケリをつけている時間がない。

ほどほどを同時進行だ。

ああ、これEE:AEB67

ダルマ弁当の容器である。知らない方に説明をすると、ダルマの形をした真っ赤なプラスティック容器である。赤一色。

これもご他聞に漏れず長い間そこを定位置として居座っているが、冗談じゃない、ダルマ弁当などという美観を損ねるアイテムを、いつまでも居座らせる気などなかったはずだ。

この弁当箱、余計なことに、貯金箱にできる穴が開いている。

まさかと思ったが、ダンナは「持って帰ろう」と言った。

そして本当に小銭を入れだした。

ダルマ弁当にだよEE:AEB2F

しかしそういった行為にはどこか侵しがたい純粋なものがあり、私はNOと言えなかった。

様子を見よう。

これまでの経験から、コイツは放置されると読む。

それに近い状態になり、フェイドアウトできそうな頃合いになった。

チャンス到来。

そんな時、娘ぶー子が借金を返しにきたのである。

全部小銭で。

額は思い出せないが、結構な金額だったはずだ。

それを、まるで募金箱のような小銭だけでよこしたのである。まぁ彼女も必死だ(笑)

もう数えるのも面倒でそのまま受け取ったが、こんなにいっぱい小銭があっても困るのである。

そこで、

・・・ダルマに入れてしまった。

せっかくフェイドアウトできるチャンスだったのに、振り出しどころかそれよりも悪い状態に戻ってしまった。

仕方がない、責任を持って減らしていくしかない。

私は財布の小銭が減ってくると、ダルマから足すことを繰り返した。

そしてそんな習慣はすぐ廃れ、今に至ったのであった。

どうしよう。あとどれぐらい残っているのか?フタを開ける。

う~~~ん、あとひと息か。か~~っ、ほとんど10円じゃん。

ん?なんだこりゃ。

見慣れない硬貨が入っている。

あれっ、100円だ!古い100円。50円もあるぞ!

これって価値あるのかな??

・・・ってかもしかして、これだけ小銭があるのだ、レアな年のも混じっているかもしれないぞ。

私はまず汚れ落としの方法を調べて、古い硬貨を書いてあったとおり酢に放り込んだ。

それから、珍しい硬貨について調べたのだ。

どれどれ。

紙に書き出して、ひとつひとつ硬貨を調べていく。

一個だけあったEE:AEB64

昭和32年製造の10円。

しかしその価値3倍~8倍いいましても、30円~80円である。

微妙な宝探しであった。

こうして私はチャリ銭をまたダルマに戻し、レアを別の容器に入れた。

またしょうもないものを残そうとしているが、夢があるじゃないか。

ある程度集まったら専門店に持っていくつもりだ。「うちにあっても仕方ないので。」か何か、はにかんでみたりして。

・・・の前に飽きて放置は目に見えている。わかっちゃいるが、冷却時間が必要なのである。今私は夢を見ているのだ。

ちなみにギザ10は、未使用でもない限りほとんど価値はないそーで。

ちょっとガッカリ。

そして最高換金率は、昭和62年製の50円玉とのこと。

夢を持つぞ~~~EE:AEB30