人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

声帯ポリポイド治療・6 ~2回目の診察・恐れ~

EE:AE53E病院への不信感が大きくなってきたので、病院名、伏せましたEE:AE53E

どちくしょうめ、まだ飲めんEE:AE4E5帰りに居酒屋直行を目論んでいたが、またステロイド注射しやがったEE:AEB64

2週間が経った。診察日だ。予約したのにミスがあり、また2時間半待ちコースであった。お陰で発声の本、1冊読みきってしまったぞ。

さて今回私は、この病院での治療方法を聞き、それによっては病院を変わろうと思っていたのだ。

知りたいのは、

①根本的に治す治療なのか、本番を見据えた応急処置なのか。

②酒はいつから飲めるのか。

当然重要なのは①だが、②も切実である。

大げさではなく、私自身の崩壊の危機と共に、相方にまで影響を及ぼし家庭にヒビが入りかねない事態なのだEE:AEB64

一生飲まないなんて絶対に無理だ、仮に治るまで我慢したとしても、いずれ日常は戻り、飲酒習慣も戻るだろう。

するとまた喉が壊れるとでも言うのだろうか。

飲酒か喉かの2択なのか?うまい付き合い方があるはずだ。

それを一刀両断に「禁酒」で済ますなんて、そりゃ医者は楽で確実で良かろうよ。

しかしこっちはナマモノだ、もうちょっと広い視野で考えてもらえないものか。

で、私は医者にこれらの確認をしなくてはならないのである。

前にちょっと書いたが、私はこの医者が苦手だ。威圧感があり、真剣みがなく、言いたいことが言えない。

例えばこんな会話があった。

医者:「夜は良く寝れる方?(ステロイドの副作用に「不眠」があるため聞いたと思われ。)」

ぽ:「はぁ、寝つきが悪いのでデパスを飲んでます。」

医者;「デパスね。何ミリ??0.5mg??1mg??」

普通、飲んでる薬の量なんて知ってるものなのか??私がおかしいのかもしれないが、私は知らん。

というか、それが普通だと思っていたので、この質問にちょっと驚いた。

ぽ:「えっ!?何ミリとか・・・、ちょっとそういうのは分かりません、出されてるのを決められた量飲んでるだけで。」

医者:「えー?分かんないの??0.5mg?1mg?」

この医者に限らず本当に謎なのだが、なぜ「分からない」と言っていることを、繰り返し聞く輩がいるのだろうか。私は分からない、と言っているのである。

あまりにも何度も聞くので、「軽いの出しておきます、と言っていたので、軽い方じゃないでしょうか。」とヒントをくれてやった。話が進まないからである。

すると医者は「軽い方?どっちなの、0.5mg?1mg?」

「ですからそのうち軽い方なんじゃないかと・・・。」

「フン、分からないんじゃない(冷笑)」

この会話は、なんとなく感じていた不快感を確実なものにした。

こうなるともう、言いたいことも言えなくなってしまう。不愉快な返事は極力もらいたくはないのである。

この医者を相手に治療方針を確認するのは、気が重い話であった。

恐らく彼はとてもプライドが高い。

治療方針の確認は、自分への不信と受け取られはしないだろうか。

その上、「その場限りの治療ではなく根本的な治療をして欲しい」などという要望を伝えるなど、げに恐ろしいボス戦である。

私はできるだけ刺激しないような言い方を、待合室でずっと考えていた。

幸い、待ち時間は豊富である・・・。

*「医者」という呼び方に不快感があったら申し訳ない。この場合の「医者」はいわゆる「お医者様」を指しているのでなく、私が個人的に不快感を抱いているこの「医者」に限るということに、ご理解いただきたい。