人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

二番目の最悪が一番最悪。

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*今日のお話はキタナイ話になっておりますので、読む方は自己責任で。

朝だ。

寝不足のところに寝た時間が遅かったので、私はすごく眠かった。

ボーッとしたままリビングに下りていき、朝ご飯の支度をする。

幸い昨日の夜のうちに作ってあったので、温めるだけである。

助かったが、それがなければもっと早く寝れた。寝れるが、そうなるとその分早く起きなくてはならない。

早く寝て遅く起きるには、ダンナが朝ご飯を我慢するしかないのである。まぁ実際そんな朝もある。

魚の入った鍋を温め、冷蔵庫に貼ってある「混ぜるだけ」のレシピを見る。

納豆、もずく、めがぶ、レンチンしたえのきだけ、これをボールにあけて混ぜるだけ。

かくして簡単な朝食となっていたのだが、もう限界、漏れそうEE:AEB64

実は昨日はダイエットためのトマトジュースを飲むのをすっかり忘れており、寝る前に3回分600ccを一気に飲んだのである。

ご飯と味噌汁と魚とヌメヌメしたヤツをテーブルに出すと、トイレに駆け込んだ。こういう時は座ったときに思わず「フー」などと声が漏れる。ところでまだ私は入浴時に「ウウ」などとは言ったことはないので。

トイレから出てスッキリはしたが、そうなると今度は眠気が明らかになる。

あぁ眠い、寝たい、起きたばかりだけどもう寝たい、などと考えていたらああッ!!

なんと、

ゲロ!!

猫ゲロ!!

が、

シンセの鍵盤の上に!!!

20年ほど前に中古で買ったとは言え、一応精密機械である。そしてライブを控えて音作りを済ませたところであった。これがシャカると大変なことになってしまう。

猫が吐くということは、我が家においては珍しいことではない。

ほぼ毎日、多ければ4匹合わせて5回でも6回でも普通に起こる。

そしてその形状はさまざまだ。

食べたばかりのものはまだ消化が進んでおらず、さほどダメージはない。

時間が経つほどにそれは水分を含んで軟化し、精神的にも技術的にも処理しにくくなる。

そして水分が多いほどに、より難易度は上がる。

つまり「食べてからの時間」と「水分量」が、ゲロの質を決めるのである。

ということは、「食べてから時間が経ち、その後多量に水を飲んでいる」というのが最悪のシロモノとなる。

そしてこのシンセの上にブチまけられたモノは、「食べてからすぐ、しかし水を多量に飲んだ後」という最悪のシロモノの次に厄介なものであった。

固形物はそこそこ形が残っているが、水もサラッと透明なまま、鍵盤の下に流れ込んでいる。これなら「最悪のシロモノ」の方が粘度があり、鍵盤の上にとどまってくれただろう。

まずは急いで鍵盤の上の固形物を拭き取る。細かくなってしまったものは、鍵盤の間に挟まってしまった。

次は水分だ。

シンセを引っくり返すと、ポタポタと水が落ちてきた。

タオルを敷いた上に、シンセを裏返して置く。このまましばらく置いておこう。

その間に、シンセに水分をこぼした場合の処置を、ネットで調べる。

意外と少ないものだ。というか、キーワードを絞りにくい事例である。

「シンセ」「シンセサイザー」「こぼす」「水分」「こぼした」「水」「水が」などと入れ替えながら検索。芳しくない。見つけたところで入った水分の量が違う。そのまま放置で乾かして終了である。

そりゃそうだ、「こぼした」などという遠慮した言葉で検索しているからだろうが、じゃあ他に何て入れればいいのだ。「吐いた」では出るまい。

そこで「シンセ」を「キーボード」という言葉に変えてみた。

おー、出た出たEE:AE5BE

良く見るとそれはパソコンのキーボードだったが、似たようなものだろう。参考にしてみる。

それによるとキーボードに水分をこぼした場合、

・すぐに電源を落とす。

・被害を広げないために、動かさない。

・そのままの状態で極力水分を拭き取る。隙間にはティッシュをよじるなどして。

・後はひたすら乾くまで放置。

・・・となっているものが多い。

上級者になると「バラして洗え」と言うが、そんなことできませんってEE:AEB64

で、これ、いつから電源入れていいの?

中が乾いたかどうかなんて、外からは分からない。

焦って使い出して動いたとしても、その時期が早いと後になって壊れることも多いようだ。

なのでここは念には念を入れるべきだろう。

でも練習できないEE:AEB64

動くのかどうかだけでも確かめたいが、ここはグッと我慢だ。

今頃シンセ内部は、サウナみたいに汗かいてるのかなぁ。