花見の話をしようと思う。水曜日のことだ。
ブログに書いたように、私は誘惑に負けて花見会場へ向かった。
急遽行く事になったので、ダンナは放置である。
「来れたらおいで」と言って、つまみ類を弁当状にして置いて行ったが、返事はなかなか来なかった。
ところでこの「弁当にして置いていく」というのは、来れるならこれ持っておいでというナイスなアイデアだと思ったのだが、花見メンバーに言ったら絶不評であった(笑)
「それってさー、砂漠の真ん中で弾が1個だけ入ってる拳銃渡されたようなもんじゃない!?」とはADKユースケ氏。
うまいこと言うが、私の解釈が合っているのかどうかは自信がない。
その花見会場の「中央公園」だが、私は2度しか行った事がない。
2度ともダンナ任せにしてヒョコヒョコついて行っただけなので、ちゃんとした行き方には自信がなかったのだ。
なんとなくなら分かる。
大きな公園だ。「それだけ分かってればいける」という感じがしたのだが。
ところで私達人類には、生まれてから死ぬまでふたりの天使がついて守ってくれいるそうだ。
波長が合えば、彼らの導く先が分かるという。
先日その話を知ったとき私は爆笑したが、そういう自分も実は結構天使任せに生きているということに気がついたのだ。
まぁ「天使」というのは便宜的にそういう呼び名になっているだけで、私はその「何か」に逆らわぬよう、あるがままの運命を受け入れるようにしている。
「導き」などというと大げさだが、きっとその運命が一番自分にとって理想的なのだと思うようにしているのである。
だから私は主張をしない。
花見があるといえばそれに従う(笑)
そして花見会場にも天使の言う通りに進んで行ったのだが(ホントです)、着いた先は「中宿公園」。う~ん、天使、惜しい。
そこで本格的に遭難した。
しかしだジャジャーン。ス~マ~ホ~EE:AE5A6
これにナビがついてたような。
おおEE:AEB64さほど遠くはないぞ。
ところが無事中央公園についたのはいいが、中央公園、広いのねEE:AE5B1
早速宴を見つけるも、暗くて顔が見えない。
顔が見えるほど近づけるのは、知り合いでなくてはならない距離である。
えー。
ちょっと距離を置いて彼らを伺う。
向こうも私が迷っていることを知っているのだ、この距離で佇んでいたら気がつくだろう。
しかし宴たけなわで、誰も私に気がつかない。
会話の内容は「大山さん」の話だ。誰だよそれ。やっぱりこの人たちは違うのか。
そこを離れて、今度は芝生エリアに向かった。以前ダンナと花見をした場所だ。
ここも探し出すのに苦労した。
公園内の地図を見つつ、芝生エリアを目指す・・・、芝生エリアも広いのねEE:AEB64
これはもう、本格的に遭難かもしれない。
ここまではダメだヤバいと思いながらも、どこかで何とかなる気がしていた。
豚汁の鍋が悲しい。
こんなの張り切って持って行って、そのまま持って帰るのか。
「あっ!」
あっ!
ハジメちゃん~EE:AE473
迷子で泣きべそかいていたところにハジメママに出会えたのである。もう感謝感謝。
こうして無事、みんなのところに着くことができたのであった。
花見の話ではなく、花見までの話であった。