1Q84。
青豆は、この月のふたつある世界をそう名付けた。
とにかくなぜかは分からないが、そこは今まで暮らしていた1984年ではないのである。
その中で、昔の同級生の天吾への思いを募らせていく。
ずっと孤独だった。
青豆には、小学校の頃、たった一度手をつないだ天吾への想いだけが、生きる糧だったのである。
一方、天吾も青豆への想いに気づく。
20年も経ってやっと、その存在の大きさに気づくのである。
しかしそれは、偶然ではなかった。
1Q84という世界が、ふたりを結び付けようとしていた。
そんな頃青豆は、「最後の仕事」にとりかかっていた。
大きな仕事である。
今度「あっちの世界」に送るのは、とある宗教団体の謎の中心人物だ。
驚いたことに彼は、青豆を待っていた。
そして「あっちの世界」に送られることを。
そして青豆に、この世界に生き残れるのは天吾か青豆か、どちらかひとりだと言った。
青豆に迷いはなかった。
自分は死んでもいい。
今この1Q84のどこかにいる天吾が生き残れますように。
そしてその最後の仕事を遂行する・・・。
えーと、これじゃ全然意味分かりませんね~~(笑)
とにかくフィクションの世界であり、その世界観が独特なため、うまく説明ができないのである。
もう自分で読んでーEE:AE5B1
色んなことが分かってきて色んなことが進展して、面白いは面白いのだが、どフィクションである。
小学校の時にほとんど喋らなかった相手をここまで思い続けるなんて、現実味がなさ過ぎる。
相変わらず無駄な性描写も多く、いまひとつのめり込むことができない。
ところが青豆が!!
あーもう、気になるところでBOOK2は終わり。
ちくしょー、悔しいが先が気になる。
つづく。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
「1Q84・BOOK2 / 村上春樹」
新潮社