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金曜日である。
外でしこたま飲んで、家ではワインを空け、フラッフラで寝室に入ると、ギャー!!
忘れておった・・・。
ベッドの上に、大量に干されている切手。
ストックブックが届いたので、しまっていこうと思ったのである。
母からもらった切手は、封筒やハガキにまだ貼られた状態で、大きさを切手に合わせて切っただけのものであった。なのでストックブックに保管するためには、剥がさなくてはならない。
水につけるだけで簡単に剥がれるのだ、私はこの作業に30分とって、スケジュールに書き込んでおいた。
たらいに水を張り、切手が入れてあったふたつの箱のうち小さい方をひっくり返して、水に沈めた。
10分も経ったらもう十分だ。
これをサラダボウルに移し、バスタオルを持って音楽室に上がる。
人の出入りのない部屋を選んだのだ。ソファにバスタオルを敷き、紙から剥がした切手を裏返して並べていく。
438枚で、並べるスペースがなくなった。
ボウルには、まだまだたくさん残っている。
このままにする訳にもいかない。濡らした分は何とかしなくては。
そして寝室のベッドに移動したのであった。
ベッドの上に敷いたバスタオルを埋め尽くして、やっとボウルの切手はなくなった。2時間もかかってしまった。予定を2つ程つぶす事になる。
音楽室に戻ると、もう切手は乾いていた。
このまま週末に入れば、忘れ果ててしまうことは目に見えている。
今度は乾いた切手を、数えながら箱にしまっていった。438枚。
小さい箱の方で、この量である。残る大きい箱の方には一体何枚入っているのだろうか。これではストックブックが全然足りん。
タダで集めた切手に、高いストックブックを買うのは理不尽だ。またオークションでジャンク品を待たなくてはならない。
金曜日であった。
外でしこたま飲んで、家でワインを空け、フラッフラで寝室に入ると切手が敷いてあった。
これをしまわなくては、寝ることができないのだ。
気になるのでこっちも数えながら入れたが、こちらは368枚。
音楽室よりは少ないが、泥酔して数える368はキツかった・・・。
そして二日酔いもキツかった。
週末が始まる。