人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

宝かゴミか・その1

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母から粗大ごみの相談があった。

タンスは処分決定として私が外に出すことになったが、どうにも踏ん切りがつかないものがあったのだ。

持って返って来てしまった。

これだ。

分かる方はいるだろうか。

タイプライターである。

母が愛用していたのは、昭和30年代、もしかしたらもっと前かも分からない。

このリボンに、文字を打ち付けていく。

ご覧のように赤文字も打てる。

キーを押すと、これらの文字がバンッと飛び出てくるのだ。

電動ではあるが、アナログだ。二つ同時に打ってしまうと、重なって止まってしまう(笑)

かっこいい書体だ。

これがリボンでところどころかすれたりすると、もはや芸術である。

母は若い頃に父親を亡くしたので、早いうちから働きに出て生計を立てていたようだ。

大学に入れなかったので独学で英語を勉強し、速記やタイプなどの技術を身につけて働いていたらしい。

私が子供の頃は、家でも良くこのタイプライターの音が鳴っていたものだ。

私も良くおもちゃにした(笑)

中学生になると、夏休みにタイピングを覚えさせられた。

若い頃は吸収も早いものですぐに覚え、面白いので良く洋楽の歌詞などを写したものである。

私にとっても、愛着のあるものであった。

ケースを開ける時の感触、機械の臭い、無機質な打鍵音。そんなものが、今でもしっかりと私の中には刻まれている。

何より、母の人生を支えたであろう機械である。捨てるには忍びない。

ネットで調べたアンティークショップが、安いが引き取って店に出すことはできると言ってくれた。

もうインテリアにしかならないだろうが、誰か大切にしてくれる人が見つかれば、それが一番いい。

いいのは分かっていても、まだ踏ん切りがつかない。

こういう物が似合う家なら、ずっと飾って手元に置いておいてもいいのだが。

こういう物が似合う家にお住まいの方、欲しかったら差し上げます(笑)