毎度気を使うのは、飲酒ペースの配分である。
ライブであった。一中バンドで出るのは本当に久しぶりである。
Pの常連ebbi嬢主催のオムニバスライブだ。メンバーのスーさん、ずっと出たがっていたのである。半ば強引に話をつけてきたらしい(笑)
しかしライブの前にリハだ。
そしてリハの前に胃痛であった。
私は自分の演奏、歌云々よりも、そっちの方が気がかりであった。
酔い過ぎず、緊張が解けるぐらいにリラックスしているぐらいに飲めているのが理想なのだが、前日ひどい胃痛に見舞われたために、ただでさえ難しいそのペース配分の難易度が上がっていた。
リハは1時から、ライブは6時半スタート。
一体いつからどれぐらい飲めば・・・。
みなさん、スタジオに着くなり飲み始めておりました(笑)
さすがにそれでは早過ぎるので、しばらくはシラフで練習だ。
とは言え、合唱団といいそのための練習のヒトカラといい、飲まずに歌っていたので、だいぶシラフで歌うのにも慣れてきた感がある。「脱アル中の道」みたいだな(笑)
しかし、あれこれ考え過ぎるのは相変わらずで、鍵盤のアドリブがキツい。
何度やっても冴えない初心者のそれである。
休憩にはいつもと変わらず、赤ワインとパンとローストビーフがリーダーからふるまわれた。
この頃の定番で、フレンチ化が進んでいる。
まるでこの後ライブがあるとは思えない寛ぎっぷりだ。
私の飲酒もここで解禁にする。
ところでライブで演奏するにあたって、気になることがあった。
Pにはエレキピアノが置いてあるのだが、その上に乗っかっていたシンセサイザーを最近見かけていないのである。
なければエレピ1本で通すつもりで、リハでは音色を変えずに練習した。
そして、果たしてそれはやはりなかった。
あまり需要がないのか、壁に立てかけられていたのだ。
主催のebbiちゃんが、「気持ち良く演って欲しい」と言って、ダンナさまのえーじさんとヨッコラヨッコラ設置してくれ、非常に助かった。
ピアノ系、エレピ系、オルガン系、ストリングス系、この4つの音色がボタンひとつで変えられるのが私にとっては理想的なのである。
誰かがPに提供してくれたと聞いているが、私が感謝している。
トップバッターのebbiちゃんは、珍しくアコギ1本で歌った。
とにかく歌もパワフルで上手いが、ベースにドラム、その上ギターまで弾けて一緒に歌えちゃうなんて、どれだけマルチなのだ。
しかも曲はオリジナルである。
しかも次は一中であるEE:AEB64
1曲目はギターのヤギヤギさんが歌う予定だったのが、どういう訳かそれをカットして私が1曲目になってしまった。
おいー、ebbiちゃんの後ですかEE:AE5B1
景気づけにできるだけペースを上げて飲んではいたが、何かと難易度が上がる日である。
まぁ何年にもわたって練習してきた曲ばかりである。楽しんでできたと思う。
やっぱりコンスタントに練習するということは大切である。
月に一度のスタジオ入りだけでも、続けていれば少しずつ形になっていくのだ。
継続は力なり。
演奏が終わったら、後はもう無責任に飲んでノるだけである。
ところでこの日私は例によって出発ギリギリまで寝ていたが、夢を見ていた。
ジョニーさんを隊長として、放射線量の高い地域に突入するという夢だ。
そして私達の次がジョニーさんのバンドであった(笑)まぁ予知夢という程のものではないが、ちょっと驚いた。
その後がボウイ。ある程度予想はできたが、ここで壊れた(笑)
振り向いたらカメラが真後ろで回っていたので、今回も私が狂っているところが映り込んでいると思われ。
いや~、最後に会ったシゲちゃんはヒゲヅラの仙人みたいだったのだ。それが黒のランニング着て髪を立たせていたので驚くべきビフォー・アフターである。
しかし演奏の後「シゲちゃんはギターやるのかと思った」と言ったら、ダンナが「どう見てもあれ、氷室でしょ!?」と驚いていたが。
そしてセッションタイム。
やりたい人続出で、大盛り上がりであった。
私も何曲かやらせてもらったが、歌詞がメチャクチャでごめんなさいEE:AEAD9
そんなに前の話でもないのに、終わると忘れてしまうものである。やはり継続しなくてはいけない。
ヘロヘロになってしまったので、12時過ぎには店を出た。
「よくぞこんなに早い時間に店を出た。」とダンナは非常に非常に驚きながら一緒にラーメン屋に向かっていたが、まだまだ夜は終わらないのであった・・・。