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「弾けない」という状態も困るが、最悪は「分からない」である。
つまり、最低でも曲をコピーしなくてはならなかった。
急遽、キーボードで手伝って欲しいとの要請があったのだ。
別に私が上手いからアテにされた訳ではないが、誰かに求められるということは嬉しいことである。できる限り希望に応えたい。
ものごっつい上手いメンバーのバンドだったが、まぁ私が頼まれたのは音の厚みを出すためであり、ソロもリフもない、むしろ効果音に近いものなのだ。やりましょう。
最低でも曲をコピーしなくちゃ、話にならん。
YouTubeで原曲を聴いてみたが、頼まれた2曲とも、もともとはキーボードは入っていない。
1曲はオーケストラ、もう1曲はギターもう1本だ。
それをキーボードで「厚み」として弾くのである、自由度は高い。
でも私、自由度高いと困っちゃうのねEE:AEB64
さぁどうしよう、と考えていたら、ギターの田村さんからメールが来たのだ。
なんと、コードの分からない私のために、バラした音階で曲の構成を教えてくれたのである。
メールでだ。この方は天才ですか??
曲を聞きながらそれを見て、今度はキーボードで実際に音を出す。
おかげで一番厄介なところはやらずに済んだが、厄介自体はまだ残っている。
譜面におこさないと、とてもじゃないが覚えきれん。
何度も書いているが、私は譜面を書くのが物凄く苦手である。
幸い今回は効果音程度なのでそう複雑ではなかったが、だからといって簡単ではない。
一発で仕上がる訳はないので、消せるようにシャーペンで書く。
この時、芯の断面は斜めになってなくてはならず、鋭角に尖った面が上になるようにして書かなくては気がすまないのだ。
そのために書き始めはどこかに丸やら線やら書いて、断面を斜めにする。
準備完了だが、筆圧が高いのですぐに折れる。折れたら断面が荒れるので、またサササと書いてならし、シャーペンの向きを整える。
そんな繰り返しだ。
そして楽譜も書きなれていないので、オタマジャクシやト音記号が揃わない。
歪んだり、不揃いになったりする度に消す。
シャーペンを持ち直し、角度と向きを確認してまた書く。
テーブルの上は、消しカスだらけになった。
そのカスが五線紙の下に入り込み、それを踏んでまたオタマジャクシが歪む。
「簡単ではない」とは、こういう事なのである。
極力簡素化した楽譜が、やっと出来上がった。
例によってオタマジャクシは基本白、黒鍵は分かりやすいように黒くした。
最初で最後の練習は、本番4日前である。
ヒョ~~、ガンバリマスEE:AE5B1