人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

私を不幸にするダンナの幸福

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「♪」

また今夜もダンナは、体重計に乗っている。

私が「計った方がいい」と言った時には聞く耳を持たなかったのに、この変化。

畜生。

痩せたに違いない。

一時期私達は、分かっていながら暴飲暴食を続けていた時期があった。

しかし体重に反映されるにはちょっと時間がかかるので、ますます調子に乗って飽食の限りを尽くしていた。

結果、気づいたらふた回りほど丸くなっていたのだ。

こんなことは初めてではない、驚いたが冷静であった。

今までも戻してきたのである。

とりあえず私は、暴食だけやめた。

体重は怖くて計れなかった。

まぁもとに戻ったような感触があってから計ればいい。

わざわざ不幸になることもなかろう、幸せはそこまで来ているはずだ。

ダンナもタルみたいになっていた。

今だから言うが、言われなくても太ったことが分かるぐらいの変化である。

本人も「やべー」「やべー」と言っている割には焦っている感じはなかったので、あれでいいのかと思っていた。

しかしある日、弁当や晩ご飯の量を減らしたいような事を言うので、どうやら痩せる気があることは分かった。

一体何キロ太ったのか知りたくて仕方がなかったが、体重を量る気配がなかったので聞くこともできない。

もしや深刻なのは、私よりもダンナの方かもしれない。

自分こそ体重計に乗れないくせに、この余裕。

先に痩せてやれ。

羨ましがらせてやれ。

しかし食べる量を減らしても、一向に体重は減らなかった。

なので平日の食事から、炭水化物と肉を極限までカット、揚げ物はナシとした。

減らん。

ここまでやって、なぜ減らない??

こんなに晩ご飯が質素な日が続くなんて、初めてのことである。

そこでネットでいろいろ調べ、さらに食べる量を減らす代わりにところてんを食べることにした。

空腹にところてんだ。

最初のうちこそ美味しく汁まで飲んでいたが、これは飽きる。

もずく酢も買ってあるが、これは汁ばかりでもずくが少なく、あまり腹が膨らむものではなかった。

しかしこの頃から、ダンナが体重計に乗る音を良く聞くようになった。

知りたくない状況が展開されているのだろう。

ヤバい、本格的にヤバい。

運動はしたくないのだが。

最後の切り札である。

ダイエットジュース(仮名)。

過去に何度もこれで体重を戻した実績のある、豆乳と野菜ジュースを足したもの(byみやっちさんだよ~EE:AE5BE)なのだが、なんでここまでそれを出さなかったかというと、単に金が惜しかったのと、冷蔵庫がいっぱいで入れるスペースがなかったということである。

金は観念した、冷蔵庫は野菜室に無理やりスペースを作った。

見てやがれ、これさえ飲めば・・・。

「なんか最近、頻繁に体重計ってるじゃん?もしかして痩せたの??」

昨日の夜になって、やっと聞いてみた。

案の定ダンナは「ウン」と答えたが、どれほど痩せたのかと思ったら、もうすっかり元の体重に戻り、さらに痩せてやろうという段階に入っていた。

くそ~~、晩ご飯は工夫して野菜ばっかりにして、ところてんだって半分に分けているのだ。

それなのにダンナばっかり!!

肥やそうと思ったら、私の調理ひとつでブタにだって相撲取りにだってできるんだからね!!

トンカツの誘惑に勝てるの!?

朝から豚丼にするよEE:AE4E5

条件は変わらないどころか、摂取カロリーは私の方が断然少ないはずである。

動きも私の方が断然少ないが、それにしてもである。

金曜日。

一週間で一番痩せてる日だ。

さっき計ったら、やっともとの体重に近づいてきていたが、今夜からまた、暴飲暴食の日々に入るのだ。

禁飲小食は週明けからになるが、その頃にはまた、もとに戻っているだろう。「もと」と言っても太っている方の。

いつになったら痩せるんだ・・・。