久しぶりに1日、寝倒してしまった・・・。
「寝過ぎた」なんていうハンパなものではない、完全に「寝倒した」。
ダンナよ、誕生日プレゼントなどというものに頭を悩ませなくていい。
それは今日という1日として、しっかりもらった事にする。
誰にも忘れられたと思っていた誕生日だったが、夜になり、娘ぶー子の彼氏が遊びに来ると、ぶー子は突然部屋の電気を全部消したのだ。
その奥からろうそくに火をともしたケーキを持った二人が現れた。
ぶー子らしいサプライズである。
しかし彼女は今、史上最悪の極貧生活に喘いでいたはずである。
ケーキを買ったのは彼氏であろう。
「今日お母さんの誕生日なんだけど。」そう言われてグーの音も出なかったのではなかろうか。
そしてケーキだ。
この私の誕生日に特大のケーキ。
ぶー子は「何としてでも痩せたい。今すぐに。」と言うのでつい先ほど「どのように痩せるか」と知恵を出し合ったばかりだが、この選択に明らかにぶー子の入れ知恵が垣間見れる。
実際あれほど痩せたいと言っていたぶー子は、そのケーキをその場で四分の一、ペロリと食べて行ったのだった。
彼氏はその四分の一の茶色いドームを見て「800kcal・・・。」と呟いたが、その消費法を私も考えなくてはなるまい。
しかし誕生日にケーキを貰う、というのは、条件反射的に嬉しいものである。
ぶー子に食われて四分の三になったケーキを大切に冷蔵庫にしまい、ひとりになった私は晩ご飯をただ作った。
普通の晩ご飯である。
わけぎのぬた、チンゲン菜の炒め物。
残業を終えてダンナが帰ってきたのは、10時半である。
風呂に入ってから乾杯したが、久しぶりの家飲みに少々テンションが上がり、時間がないこともあってハイペースになってしまった。
寝た時の記憶がないが、朝は平等にやってくる。
着替えに来たダンナに起こされた時には「朝ご飯はいらない。」と言われる時間であった。
弁当は半額の惣菜を買ってあったから詰めるだけ、辛うじて詰めたが、ダンナを見送ると早々にベッドに戻ってしまった。
猫を抱いて寝る。
「なんで窓を開けて寝るんだ」と朝ダンナに聞かれたが、部屋が冷えれば猫が布団に入ってくるからですよ。
良く寝た。
二日酔いはだいぶ和らいでいた。
しかし時計を見てぶったまげた。1時半。13時30分である。
昼休みにダンナからメールが来ていたが、それもスルーして寝ていたのである。
寝過ぎた、ヤバい、マルちゃんのカレーうどんを食べて活動しよう。
しかし飲み過ぎた翌日と言うのは、食べると眠くなるものである。
恐らく多量の飲酒によって多量のナントカが奪われ、病気にも似た症状になっているのだ。
体が「休め」というサインを出している。
もう半日無駄にしてヤケクソになっていた。
猫を連れて寝室に戻る。
ずっと寝通しだった訳ではない。
何度か目は覚めたが、そのたび見ると、エルが私の腕枕でグッスリ寝ているのだ。
猫も人間のように布団から顔を出したほうが寝やすいようで、私の肩にチョコンと頭を乗せ、スースーと寝息を立てている。
それは時々イビキになろうとして「グーグー」に変化する。
起こせませんてEE:AEB64
寒くなると毎年見られる光景だが、懲りないのはもちろん自分も寝たいからである。
ところで猫というのは本当に良く寝る動物で、1日のほとんどを寝て過ごしている。
やっと私が起きたのは6時半だ。18時30分。
という事で、「寝た」以外に話題がない。
一週間の半分が終わろうとしているが、明日から頑張りたいと思うよ、ウン。
そのためには今夜は早く寝なくてはならないが、果たして寝れるのか。
結果は明日。自分で予想はできているが(笑)