何日ぶりだろうか、二度寝しなかったのは。
何でか分からないが、月曜だというのに頑張ってしまったのだ、と言うか、頑張れてしまったのだ。
寝酒が効いたのかもしれないが、寝酒は効くものなのか??という感じである。
飲むも飲まぬも早寝も夜更かしも、その時々で勝手な効果を出すのでさっぱり先が読めない。
なもんで、久しぶりにできた事がある。
二度寝の後ろめたさと時間の穴埋めのため、二度寝した日はゲームとピアノをお休みしていたのである。
音楽室の手動カレンダーは、6月12日で止まっていた。
そんなにサボッてしまったか、う~む。
ゲームとピアノを横並びにするには無理があるが、どちらもそれなりにブランクのせいでちょっとしたダメージがあった。
まぁピアノは「弾けそうになっていたところが弾けなくなっていた」というシンプルなダメージで、練習すれば同じ道を帰ってくる事ができるが、ゲームはそうはいかないのだ。
「何をしてたんだっけ?」という遭難状態で、どこから手をつけたらいいのかが分からない。
一応時々メモを取るようにしてはいるが、「明日から二度寝でサボります」と心に決めてサボッた訳ではないので、現状のメモなど残していなかったのだ。
仕方なく最後に残してあったメモを頼りに「ハロウィンタウン」に行ったが、そうだった、6月12日も行き詰っていて、何をしていいのか分からなかったのだった。
それならメモがないのも当然だが、それはそれで「何をしていいのか分からず遭難中」とでも書いておいてくれれば、気持ち良く遭難できただろう。
40を過ぎたら、メモはこまめに残す事だ。
遭難して無駄に歩き回ったため、何の収穫も進歩もないゲームタイムであった。
こういうのは本当に忌々しい。
若い頃は朝までスーパーマリオの同じ面を繰り返しやりもしたが、もうそんなに暇じゃないのだ、どこかの世界の誰かに話しかけていないとかそんな理由で足止めを食わさないで欲しい。
そんなんで、忙しく終わった1日である。
二度寝しようがしまいが、使う時間は変わらないのだ。
残された時間でこれから晩御飯を作らなくてはならない。
ダンナを乗せた電車は、どんどんこっちに近づいているのだ。
あぁ、でもゲームが気になる。
どうして晩御飯はゲームより偉いんだろう?
あぁ、引きこもって一気にエンディングまでいってしまいたい!!