人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

ネギ中毒

ダルい・・・。

今日1日、一体なんだったんだ・・・。

寝ていただけである。

原因はと聞かれれば間違いなく自分の甘えだが、その甘えを引き出した原因は、やはり酒なのだろうか。

あまりに暑かったので、1日休んだし、と油断して昨日は飲んでしまったのだ。

その上寝ようと思ったところに娘ぶー子が帰ってきて、「ねぇねぇ、聞いて聞いてEE:AEAAB」「ねぇねぇ、見て見てEE:AEAAB」とひとしきり漫談があり、ついでに「ちょっと聞いて聞いてEE:AE4E5」と私のグチなど聞かせたりしたために、寝る時間が大幅に遅れてしまったのだ。

しかも昨夜はクソ暑く、寝ようと焦るため余計に暑くなり、なかなか寝付けなかったのだ。

ついに私は太陽に負けてエアコンをつけてしまったのだが、まったく天国である。

私は何を意地になっていたのだろう。

テレビを見ているうちに、東電に催眠術にかけられていたのかもしれない。

そして朝は早く目が覚めるのであるEE:AEB64

当たり前のように二度寝したが、少しずつ、昼夜逆転に傾いている気がしないでもない。

今夜はご飯を食べたらすぐ牛になるつもりだ。

いくら寝れないと言っても、8時に布団に入れば日付が変わる前に寝ているだろう。

結局二度寝はしたが、気がかりなことがあった。

エルが、目を離した隙に(顔も洗わないでテレビに釘付けになることを「隙」と言うならだが)弁当用に焼いて冷ましていた炒め物を食べてしまったのである。

愛娘エルだ、時々のつまみ食いなどご愛嬌だが、この炒め物にニンニクの芽が入っていたのだ。

ネギ類、ニンニク類は、犬猫が食べると中毒を起こしてしまうのである。

大した量は食べてなかったが、味付けが濃かったせいか肉が脂っこかったせいか、エルは満足そうに顔を洗っていた。

マンガ「ブラック・ジャック」で助手のピノコが勝手に飲んだ薬が毒薬だった話があったが、まさにそのままである。

ピノコも毒とは知らずに、ゴキゲンで掃除などしていたのだ。私よりも偉い。

病院はまだやっていなかったので、ネットで調べまくった。

タマネギやニラを食べた犬や猫は結構いたが、ニンニクの芽の例は1件しか見つからなかった。

大した情報も乗っていなかったが、ニンニクの芽は「ニンニク系」でも「プエルトリコ系」でも「アキバ系」でもなく、「ネギ系」だという貴重な情報が手に入ったのだ。

しかし「ネギ」で検索すると、圧倒的に「タマネギ」が引っ掛かってしまう。

私はあまいけで買ったニンニクの芽と脂の乗った豚肉の炒め物を、3キロ(太っちゃったの・・・EE:AEB64)のしましま鍵尻尾が食べたらどうなるか、正確な情報が欲しいのである。

かくして1時間。

もうすぐ病院が開く時間である。

しかし、ネギ類の中毒の情報を総合的に見た結果、食べた量が少ない事と、急に悪くなる事はないという事で、様子を見る事にしたのであった。

こうして二度寝の時間も遅くずれ込んだので、私がやる気を出して起きたのはもう昼前になっていたのである。

しかしダルくて何もする気にならず、酒のせいにして今日は休むことにしたのだった。

扇風機を回しても、エアコンを入れても、部屋の窓を開け放ってもダルい。

トイレに行くのも億劫で、ずっと我慢している。

風呂なんてとても気力はないので、ベトベトでも今日はサボることにする。

全ては明日だ。