周りの人への弁解も兼ねてUPしたいのだが、腕が傷だらけなのである。
自傷っぽい傷になっているので恥ずかしいのだ。
犯人はエルだ。
無事、避妊手術を終えたのは1月の終わりだが、今はもうすっかり落ち着いた。
落ち着いて、本来のエルにすっかり戻ったのである。
発情期が長く、今回の手術に踏み切る原因となった性格の変化も長かったので、私は「本来のエル」を忘れかかっていたことに気がついた。
「変化」としては、他の猫、つまり大五郎と仲良くなったという嬉しい変化があったが、「本来のエル」はゆっくり時間をかけて帰ってきた。
ある日パソコンデスクに向かっていたら、エルの気配を感じたのだ。
左。
こちらに背を向けているソファの向こう側だ。
目が合うとエルは、目を一回り大きくした。
思い出した、これは遊んで欲しいときの顔である。
ソファの背もたれを影にしてじゃらす遊びは、長い間やっていなかったのである。
先に大五郎が飛びついてくることもあるかもしれないが、もう長い事、エルのこの表情は見ていなかった。
それからは良く遊ぶようになった。
食欲もそうだが、子猫のころに戻ったようである。
それにつれてまた、手でじゃらす事も多くなった。
「じゃらす」なんて言うとまんま遊びだが、私的には自虐に近い。そういう意味では自傷とも言えるのかもしれないが、とにかくエルの猫キックが容赦ないのである。
前足で私の腕を抱え込み、両足を揃えて蹴りまくる。
文字通り「まくる」のである、ダダダダダと。
猫の手足には、鋭い爪が生えているのだ。
切る努力はしているが、嫌がるのでままならないのが現状である。
じゃあ、じゃらすのを止めればいいだけじゃないかという話になるのだが、それはしたくないのだ。
愛EE:AEAA6である。
耐えれば耐えるほどエルへの愛の証明になる気がして、我慢してしまうのである。
右手。
左手。
場所が場所なだけに(笑)
すっかり元のちびエルに戻った。