人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

リスカ!?

周りの人への弁解も兼ねてUPしたいのだが、腕が傷だらけなのである。

自傷っぽい傷になっているので恥ずかしいのだ。

犯人はエルだ。

無事、避妊手術を終えたのは1月の終わりだが、今はもうすっかり落ち着いた。

落ち着いて、本来のエルにすっかり戻ったのである。

発情期が長く、今回の手術に踏み切る原因となった性格の変化も長かったので、私は「本来のエル」を忘れかかっていたことに気がついた。

「変化」としては、他の猫、つまり大五郎と仲良くなったという嬉しい変化があったが、「本来のエル」はゆっくり時間をかけて帰ってきた。

ある日パソコンデスクに向かっていたら、エルの気配を感じたのだ。

左。

こちらに背を向けているソファの向こう側だ。

目が合うとエルは、目を一回り大きくした。

思い出した、これは遊んで欲しいときの顔である。

ソファの背もたれを影にしてじゃらす遊びは、長い間やっていなかったのである。

先に大五郎が飛びついてくることもあるかもしれないが、もう長い事、エルのこの表情は見ていなかった。

それからは良く遊ぶようになった。

食欲もそうだが、子猫のころに戻ったようである。

それにつれてまた、手でじゃらす事も多くなった。

「じゃらす」なんて言うとまんま遊びだが、私的には自虐に近い。そういう意味では自傷とも言えるのかもしれないが、とにかくエルの猫キックが容赦ないのである。

前足で私の腕を抱え込み、両足を揃えて蹴りまくる。

文字通り「まくる」のである、ダダダダダと。

猫の手足には、鋭い爪が生えているのだ。

切る努力はしているが、嫌がるのでままならないのが現状である。

じゃあ、じゃらすのを止めればいいだけじゃないかという話になるのだが、それはしたくないのだ。

EE:AEAA6である。

耐えれば耐えるほどエルへの愛の証明になる気がして、我慢してしまうのである。

右手。

左手。

場所が場所なだけに(笑)

すっかり元のちびエルに戻った。