人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

インターネット 怖い話 / 岡崎博之

タイトルに惹かれて、ネトゲ廃人と一緒に購入した本だ。

「パソコン中毒から逃れるために」とのサブタイトルがついており、自分のネット中毒的依存について、何かためになる事が書いてあるかと思ったのである。

しかし、選択を間違えたようである。

これはそういう心理的なものについて書いたものではなく、「インターネットの罠」についての雑学的なものであった。

例えば「こういった甘い話には裏がある」だとか、著作権侵害についてだとかであるが、こういう話は興味もないのに知りたいものではない。

勉強にはなっただろうが、読んだ端から忘れていった。

古本で安かったこともあり、ネット販売で中も見ずに買ってしまったが、これこそ「インターネットの落とし穴」。

ジャケ買いならぬタイトル買いの危険であった。

しかし、こういった軽い雑学が好きな人にはいいと思う。

サラッと読めるので、通勤電車の中などで読むのに向いているだろう。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

「インターネット 怖い話」岡崎博之

朝日文庫 ¥500(税別)