タイトルに惹かれて、ネトゲ廃人と一緒に購入した本だ。
「パソコン中毒から逃れるために」とのサブタイトルがついており、自分のネット中毒的依存について、何かためになる事が書いてあるかと思ったのである。
しかし、選択を間違えたようである。
これはそういう心理的なものについて書いたものではなく、「インターネットの罠」についての雑学的なものであった。
例えば「こういった甘い話には裏がある」だとか、著作権侵害についてだとかであるが、こういう話は興味もないのに知りたいものではない。
勉強にはなっただろうが、読んだ端から忘れていった。
古本で安かったこともあり、ネット販売で中も見ずに買ってしまったが、これこそ「インターネットの落とし穴」。
ジャケ買いならぬタイトル買いの危険であった。
しかし、こういった軽い雑学が好きな人にはいいと思う。
サラッと読めるので、通勤電車の中などで読むのに向いているだろう。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
「インターネット 怖い話」岡崎博之
朝日文庫 ¥500(税別)