人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

奇跡の朝

月曜日、火曜日と飲まなかったので、体調はすこぶるよろしく、朝も晩も時間はたっぷり、そしてやる気もたっぷりという奇跡が舞い降りた。

となると着手するのは部屋の片付けなのだが、もう何度も何度も何度も何度も書いているように、これは根本的に改善しなくてはならない、という状態になっているのである。

うわっつらだけ片付けようにもしまう先が満室、宿泊先の確保または宿泊先の改装が必要なのである。

ダイニングテーブルには、行き場のない「紙類」、つまり、ダイレクトメールや冊子類、領収書などが、3人家族ゆえに余っているイスの上に積まれていた。

生命保険の案内とかいらないし、と言いつつ見ないで捨てるにはちょっと勇気がいるものである。

保険の契約をしたのはもう10年ほど前になるが、もしかしてもっといいものがあるからこうして親切に個人的なサジェスチョンをしてくれているのかもしれない。

「捨てる前にちょっと」のつもりで目を通したら、これが読書並みに時間を食ってしまった。

しかも良く意味が分からない割に「捨てたら後悔しそうだ」という嫌なものを残した。

保険資料、保留。

携帯の料金の請求書が、郵送でなくWEB上で見るようになるという案内。

そーかよ勝手にしろよ、と思ったが、ちょい待ち?

つまりこちらがいちいちアクセスしないと、内訳が分からないという事なのか?

我が家では請求書を見て、娘ぶー子がオーバーした通話料や有料コンテンツ料を彼女から徴収しているのだ。

向こうから送って来なくなるという事は、自分で月に一度、チェックする必要が出てくるのである。

こりゃきっと忘れるぞ。

面倒だが、auの案内を読んだ。読書並みである。

それによると、新しい請求額がWEB上にUPされるとメールで知らせてくれるというシステムがあるのが分かった。

じゃあその手続きを今してしまおう。

こんな奇跡な日はなかなかないのである。時間があるうちに。

私は案内の手本に沿って、携帯を操作した。

結構長い。

あれ?何か間違えたか??

手本どおりの画面にならない。

良く読むと、契約者以外は携帯で手続きができないとの事である。

あーもう、滅多に使わない携帯のオンライン、ドッと疲れただけである。

これも保留。

これら紙類の整理で、奇跡の午前中はなくなってしまった。

片付いたのはダイニングテーブルのイスの上の紙類半分である。

この記事を読んでくれた方には、私がちゃんと午前中働いたという証人になって欲しいぽ子であった。