人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

イングロリアス・バスターズ

やっと観た・・・。

観るだけなのに、なんでこんなに時間がかかってしまうのだろうか(笑)

今回の2本は戦争物か・・・、と思っていたのだが・・・。

              

     監督:クエンティン・タランティーノ

     キャスト:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン

第2次世界大戦中の、ドイツ占領下のフランス。

「ユダヤ・ハンター」と呼ばれるランダ大佐によるユダヤ人狩りが行われていた。

その手を運良く逃れたショシャナはその後をフランス人として生きてきたが、復讐のチャンスをうかがっていた。

また、アメリカからはレイン中尉率いる「イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)」と呼ばれる連合軍の極秘部隊がフランスに送り込まれ、次々とドイツ兵を血祭りにあげていた。

そんな時、ショシャナの経営する映画館にドイツ軍の要人が集まるプレミア上映会が催される事になった。

これは、一網打尽にするチャンスでは?

ショシャナとレイン中尉、お互いの存在も知らずに復習の計画が平行して進んでいく・・・。

これは戦争物ではなかった(笑)

舞台が戦時下のフランスというだけで、単純な娯楽アクションである。

なので歴史的背景などの重さはなく軽い気持ちで楽しめるが、タランティーノ作品独特のおちゃらけた感じに馴染めなかった。

伏線が長く前半はタルかったのだが、中盤からはかけひきや綱渡りの連続で目が離せないというか見てられないというか。

ただ、ドイツ、フランス、ユダヤ、アメリカ間の人間関係がややこしく、途中途中で整理しないと遭難する状態であった。

娯楽映画なら、もうちょっと分かりやすいほうが見やすくて楽しめるのだが。

ところで途中、酒場でゲームをしている場面で、イングロリアス・バスターズのメンバーのひとりがムチに打たれる回想シーンが突如流れるのだが、あれが謎だった。

知恵袋に相談している人がいたので回答を見たら、「捕まった後に刑を受ける場面を想像したのではないか」との事だったが、私は、あの時に邪魔が入ってゲームを始めるというKYっぷりに対する辛抱を表したのかと思って爆笑した。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆

ところどころ凄い緊張感でハラハラドキドキEE:AE5B1

話がチョットややこしいけど面白かったEE:AEAAD

ドイツ人から見たらどう思うのかなEE:AE483