シリーズ3作目だ。
前作2は途中で寝てしまってまるで覚えてないが、1の「ハムナプトラ」はなかなか面白かった。
監督:ロブ・コーエン
キャスト:ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー
古代中国。
万能の力を手に入れた皇帝は、思いのままに中国を征服していったが、呪術師と部下のミン・グオに裏切られ、呪われて臣下ともども陶器と化す。
しかし2千年の時が流れ、皇帝を呪いから解き、蘇らせて再び国を治めてもらおうと願う人間が現れる。
一方、前作までの主人公のリックはスパイ活動から手を引き、妻とのんびり暮らしていたが、上海の博物館まで「シャングリラの眼」と呼ばれるブルーダイヤを届ける仕事を引き受ける。
その先の上海で、大学にいるはずの息子アレックスに会ったので驚くのだが、聞けば大学はいつの間に中退。
しかしやはりリックの息子、2千年前の皇帝陵を発掘するという偉業を成し遂げていた。
そしてその皇帝陵こそ、呪われた皇帝の眠る場所であった。
皇帝を蘇らせる事ができるブルーダイヤを持つリック夫妻と皇帝陵を発掘した息子リック。
家族で恐ろしい敵に挑む事になる・・・。
都合の良すぎるあり得ない展開も多いが、スケールの大きさがそれを上回り、違和感はあまりない。
まぁもうなんでもいいや、頑張れ~~~!!という感じである。
息もつかせぬ程の激しいアクションシーンの連続だが、その勢いに乗せられて、観ている側も盛り上がる。
ただ、勢いがありすぎて目まぐるしく、追いつけないことも多々。
「あれ?今のは・・・?」なんて考えている間に、彼らはどんどん進んでいるのだ。
まぁムチャクチャであり得ないストーリーだが、そこに違和感を感じさせないところが凄い。
勢いを楽しむ作品と言ってもいいだろう。
スカッと面白かったが、後に残るものはない。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ これまでとは一味違う!
ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ アドベンチャー要素が少ない