人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

Sexy + 17/StrayCats

バリッバリのロカビリーバンドだが、80年代初期の曲である。

ボーカルのブライアン・セッツァーの可愛らしいベビーフェイスにリーゼント。

甘い声がシンプルなロカビリーに乗り、このアンバランス加減がたまらなかった。

楽器の構成も至ってシンプルで、新しいものがないどころかすっかりロカビリー当時に戻っているが、ファッションから音、曲、スタイルまでとことんこだわりを感じる。

「少年のワルさ」をまとった曲はどの曲もカッコ良く、1曲を選ぶのは難しかったが個人的に好きな曲で。

PVに出てくる彼らはムチャクチャかっこイイが、おねーちゃんは80年代の匂いがプンプンで古臭い(笑)

しかしそれがぽ子の時代だったのだ。

頭膨らまして、眉は濃く(笑)

ところでこの少年ブライアンは、ちょっと前になるが元BOΦWYの布袋と組んで曲を出した。

BOΦWYと言えば日本のロックシーンではトップクラスに君臨したと言ってもいいだろうが、それでも私はぶったまげた。

なんで美少年ブライアン・セッツァーがあんなバカでかい七面鳥みたいなオッサンと・・・。

しかし偶然ライブをテレビで見て、ブルドッグのようになってしまった年老いたブライアンを見て、さらにぶったまげた。

それでもまだキュートな面影が残っていたので紛れもなく彼だ。

時は流れていく。

姿かたちは変わってしまっても、名曲は色褪せない。

私の中ではまだこの曲が、あの当時のまま心に響いている。

「SEXY+17/StrayCats」