人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

竹虎@新宿

歌舞伎町に出来た新しい店である。

こってり好きな私達が惹かれたのは「裏」シリーズである。

「どこだろう?」

初めて行く店である。

確かこの辺だけど・・・、と言って見つけた竹虎、

新しくオープンしたホストクラブかと思って気が付かなかった(笑)

まぁオシャレな店な訳だ。

男性諸君、彼女を連れて行っても喜ばれましょう。

「いらっしゃいませ、2名様ですか?」

黒服的ウェイターが案内する。

私達が座ったのはカウンターだが、奥にも席があるのだろうか。

全貌がわからないので何ともいえないが、カウンターだけだと小さすぎる店である。

目的の「(裏)竹虎ラーメン」を。

つけ麺もあって迷ったが、初回なのでラーメンで。根拠はないが(笑)

中も洒落たバーのような雰囲気だ。

ウェイターも気を配ってくれ、ラーメン屋とは思えない雰囲気である。

大きなグラスにタップリのお茶(むしろグリーンティー♪みたいな・笑)、お通しのように「出来上がるまでこちらを召し上がってお待ち下さい。」と揚げ麺が出たり、なかなかダバダバ~~~♪な雰囲気である。

ちなみに酒も安い値段でたくさんの種類があった。

頼んでないので大きさはわからないが。

ボトルワインもあるぐらいだから、飲んでも良しなのかもしれない。

さて、出てきたラーメンは私達の「ど・ストライク」であった。

この頃ではなかなか食べていないタイプの「背脂ドロンドロン系」である。

「味が濃いので良く混ぜてください。」と言われかき混ぜてみると、背脂で真っ白だった表面が中から出てきた醤油系の茶色で濁っていく。

環七の平太周を彷彿とさせる。

もう食べなくても分かる。混ぜた段階でドロンドロンのギトンギトンだ。

裏切られはしない。

ゴテゴテのギトギト(笑)

醤油系のガツンと強い味付けに豚骨のガッチリとしたベース、背脂のまろやかさ。

食べたときの気持ちは「ノックダウン」という表現がピッタリだった。この遠慮のないパンチに。

あっぱれ、良くやった、という気持ちだ。

この激しいインパクトに負けない極太麺は、ツルツルモチモチの絶品。

もはや非の打ち所もない、と言いたいが・・・、

900円である。

トッピングはネギとチャーシューとメンマのみ。

どれもなかなか美味しかったが、特別たくさん入っている訳でもなく、やはり高いという感じはぬぐえない。

美味しかったのでこれはこれで金がかかるラーメンなのだろうと結論付けたが、何度も通おうと言う気持ちにはならない。

ただ、つけ麺やら他のメニューが気になるので、まだ行く気は充分ある。

こういう客をどこまでつなぎとめるのか。

先を見ていきたい。

ぽ子評価です。5段階で、

スープ:個人的なストライク。「5」。

麺:スープに負けない極太麺。「4」。

具:ここでも頑張って欲しかった。「3」。

総評:インパクト、絶大。「5」。

お通し的に出た「揚げ麺」

「(裏)竹虎ラーメン」