ず～～～～～いぶん昔に一度行ったことがある店だ。やはりグルメ本に載っていた。
もうその時の感想など忘れている。
ダンナがぜひもう一度いってみたいと言うので、今回はここ、ナイルレストラン。
扉を開けると「イラッシャイマセ～～！！」とあの人が。
カレー本などに良く出ているあの人だ。
非常に特徴のあるインド顔の人なので、忘れようったって忘れられない顔だ。
犯罪向けではない。
意外と小さな店である。（２階があるのか？？・謎）
店内に入っていくと別の店員が案内する。
「ココドウゾ！！コチデモイイヨッ。」
ぶっきらぼうで怖い顔だが、とても人懐っこい。
定番のムルギーランチを頼んだが、頼む前から「ムルギーランチでしょ、ミンナソウネ！！ワカッテルヨ！！」と言われた。
それ以外を頼みにくい雰囲気である（笑）
しかし、ご愛嬌である。そう思わせる人柄が感じられる。
ちなみにこのムルギーランチだが、「ランチ」という名前なのに、夜でも大丈夫である。
確かにカレーライスだが、その中にはキャベツ煮、マッシュポテト、鶏の骨付きモモ肉などが乗っており、ワンプレートランチの風貌だ。
テーブルに置かれると、さっきのアリババがナイフとフォークでチキンを骨から目の前で外してくれる。
「ヨクマゼテネ！！」と念を押されたので、キャベツ、ポテトをソースに混ぜ、そこにライスを崩していく。
無骨でスパイシーなカレーだ。
サラリとしているが、スパイスだろうか、ザラザラした感触である。
こういったカレーにありがちな奥行きの浅さというか深みのなさは全くない。
サッパリとしたバリッと辛いソースだが、しっかりとしたコクがある。
そこにキャベツやマッシュポテトを混ぜるとまろやかさがグッと増し、これがまたイイ。
だいたい、カレーにキャベツにマッシュポテトなんて初めてだ。
この硬派なソースだからこそ、合うのだろう。
モモ１本分のチキンだが、スプーンで切れるほど柔らかく、おいしい。
モモなのに脂っこさがなく、サッパリしている。
サフランライス（・・だろうなぁ？黄色かった）は型に取って出されていたので小さく見えるが、結構な量である。
私はたくさん食べる方だと思っているが、それでも苦しくなるほどであった。
最後に書くのもなんだが、ものすっごく美味しかった！！
１５００円は高いかと思ったけど、これならまた来る。
ソースも、具も、全てが満足であった。
インドカレーは良くあるが、なかなか出会えないタイプかなぁと思う。
ぽ子評価です。５段階で、
味：５
量：４
価格：４
総評：大満足！「５」で！！
「ムルギーランチ」１５００円
