行ってみたら店が閉まっていた、という時が、時々ある。
この場合の「閉まって」というのは「営業をもうしない」という意味の「閉まって」である。
つぶれたのか事情があるのか、わかる事もあるが、わからない事もある。
そんな時に思うのは、「わかってればもっと行ったのに!!」である。
閉めるならひとこと言ってくれ!!という心境なのだが、そんなんで「そろそろヤバいかも」という店には敏感になる。
そこでこんな風に店名を出すと失礼になりそうだが、たまたまこの錬磨が何度か閉まっていた事があったのだ。
「ヤバいのか!?」
私達は不安になった。
以前ほど行く事はなくなったが、ご近所さんとしては結構好きな店だったのだ。
ヤバい、行っておこう、それが今日の昼であった。
で、失礼な前置きになってしまったが、店が傾いているのかどうかは知りようがない。
たまたま何度か閉まっていたので勝手に焦っただけなので。
平日なので、私は午後から仕事に行かなくてはならない。
ラーメン屋は11時か11時半に開けることが多い。
ここ錬磨は11時からであった。
この30分がありがたい。
「ラーメン」を、麺硬めで。
久しぶりに食べた感想は、「意外にアッサリしている」であった。
しっかりした豚骨のベースがあり物足りないことはないが、ギトギト・ドロリとしたような強烈さはない。
しかし、濃い目の味付けの強いスープである。
麺は、シコシコした感触の平太麺だ。
キュキュッとした強さはあるが、硬麺好きの私にはもっと硬くてもいいか、という程度である。
私はメンマにはそれほど熱い思いはないが、ここのメンマは好きだ。
滑らかで、歯ごたえがあり、しっかりした味付け。
レンマのメンマ、メンマはレンマ。
入力してみたら、以前にも似たような下らないことを書いた気が。
チャーシューは、脂が乗ったしっかり味付けされたおいしいものだった。
ソツのない味だが、以前のような刺激は感じられなくなったのが正直な気持ちだ。
いろんなものを食べて舌が肥えたのか、好みが変わっていったのか。
いずれにしろ、食べ終わったときの満足感は、以前に比べ、低い。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:刺激がなくなり。「3」。
具:ちょっと貧弱か。「3」。
麺:悪かないが。「3」。
総評:普通においしい。「3」。
「ラーメン」麺硬め