人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

こんぺいとう

公明党と創価学会は何か関係あるのか??

どちらにも全く疎いので、ぽ子には良くわからないのだが。

ぽ子は3年ほど前に現在の住まいに越して来たのだが、全部で11棟の小さな一角である。

にもかかわらず、今だに顔すらわからない住民が半分を占めているのだが、その家は良く存じ上げている方だと思う。

向こうからやってくるからだ。

これまで我が家のほか10軒のうち、引っ越してきた挨拶以外で我が家のインターホンを押したのは、たった2人である。

そのうちの1人がしばしばやってくるのだが、なんてことはない、「創価学会」の「公明党」なのだ。

私が気に入られている訳ではない。

創価学会の時には冊子をくれ、何か集まりがあると声だけ掛けに来る。

一度DVDをよこした事があり閉口したが、あとで何か質問をされたらまずいので、ちゃんと見た。

正式な勧誘まであとどれぐらいの時間が残されているのだろう。

公明党は、選挙の時期にからんでやってくる。

冊子だけ渡すときもあれば、長々と「この人はこんな事をしてくれる人です」と宣伝する事もある。

いずれにしろハッキリ言って迷惑なのだ。

非国民といわれようが、選挙など興味はない。

呆れるならこんな教育をした日本の政治家に言ってくれたまえ。

ゲームの続きの方が、よっぽど私には重要である。

今日も来た。

私は昼ご飯を食べていた。

この秋3尾目のサンマである。

インターホンが鳴ったので、箸を置いた。

慌てて置いたので1本、落ちた。

モニターを覗くと彼女が立っていたのでウンザリしたが、出ない理由がない。

しかも私はこんな時でも「はぁい♪」と極上の受け入れをしてしまう。

FUCK、今日は何なのだッ。

公明党だ。

「本当はもっと早く渡さなきゃならなかったんだけど、もう遅くなっちゃって・・・。」と冊子を手に彼女は笑ったが、それが遅いか早いかすら私は知らない。

選挙があるのか?

いや、あったって私には関係ない。

むしろ無責任に投票などしたら、他の国民に迷惑である。

「それと、これ。」

もうひとつはトマトであった。

こうして賄賂の如く、食べ物をつけてくれるのも常だ。

それにより私は、ちゃんとこの人に従わないと申し訳ないような気持ちになる。

悪い人ではない。

我が家以外の10軒の中でも気持ちの良い挨拶してくれる数少ないひとりだし、ひどく押し付けがましい訳でもない。

しかし私のサンマが数分遠くなり、箸が落っこちたりの害はあった。

そして、たとえほんの数分でも、興味のないものに強制的に時間を取られる事は苦痛なのだ。

ちなみに面倒だから箸は洗わなかった。

もし腹を壊したりした場合の責任はどこにあるのだろうか。

いっそムチャクチャ面倒な野郎だったら、私も迷わず知らん振りもできるのだが、優しいご近所さんである。

あぁなぜあなたは創価学会に。公明党に。

「選挙、ありがとうございました。」

そして必ず礼を言いに来る。

選挙になど一度だって行った事はないが、協力した前提で礼を言いに来るのだ。

それが彼らの作戦かもしれないが、嘘は辛い、まぁもう面倒だから投票して「嘘」を「真実」にした方が楽なのではないか。

私が公明党に投票するまで、あとどれぐらいの時間が残されているのだろうか(泣)