ここで言っても仕方がないし、読んでおもしろいものでもない。
わかっちゃいるが、言わずにはいられないのだ。
またあのグチである。
本日アクセス頂いた方には申し訳ない。
昨日の夜は、皆さんも体感した事と思うが、とても涼しくて気持ちの良い晩であった。
極力クーラーは使わないようにしてきたが、ぶー子と寝るようになってからは遠慮なくつけている。
別々に寝てたってぶー子がつけるのだ。なら一緒に寝てつければ同じ事じゃないか。
お陰でこのところ、快適な夜を過ごしている。
しかし昨日はあまりに涼しかったので、窓を開けて扇風機にしようかという事になったのだ。
ぶー子が寝室に来て以来、初めてのことである。
「でも夜中に暑くなったら?」
「気がついたほうが扇風機を止めて窓を全部閉めてクーラーをつける。」
「ゲゲッ、どんなに暑くても起きねぇ。」
ゲゲッ、起きねぇ、と言ったのはぶー子である。
起きて涼しくなるぐらいなら、熱帯夜でも動かず寝ている方がいいと言うのだ。
ご立派。
人間のクズ!39歳も認めるクズっぷり。
結局、暑くなったら私が涼しくする覚悟で、窓を開けて扇風機をつけた。
1時頃だったか。
DVDを遅くまで観ていたので、寝るのも遅くなった。
しかしまだ寝ない。
とことん眠くなるまで「日本一醜い親への手紙」を読む。
ひどい「手紙」である。
いや、タイトルの「醜い」は、「手紙」にではなく「親」にかかるのだろうが、手紙に書かれている親が酷すぎるのだ。
暴力、虐待、ネグレクト、その実体を、手紙と言う生の声で見せつけられた。
人間のクズ!39歳、あいつらに比べれば立派なもんである。エヘン。
で、そんな悲痛な子供達、または大人になった子供達の声を聞きながら眠くなる不謹慎なぽ子であったが、「眠気を引き出す」という目的は果たしたので電気を消して寝ることにする。
ぶー子は先に、イヤホンをして目を閉じている。
うはっ、すごい眠いぞ。
こりゃ今夜は期待できるぞ、すごい眠りが。
心地よい扇風機の風。
まどろみ。
・・・・・・。
・・・・・・。
「!!」
と、お約束通りにこうなる訳だ。
昨日は何でか?
風
である。
風(泣)
ウトウトしていたら、突然、開いた窓から風が吹き込んできたのだ。
強い風だ。
このところ窓は締め切ってクーラーをかけていたので、突然の事に驚いて目が覚めてしまったのである。
あぁビックリしたなぁもう。風。
しかしこの後も、何度も風に起こされる事になる。
そして、起こされるたびに次の風を待ってしまい、なかなか眠ることが出来ない。
眠れないと眠れない事に腹が立ち、ますます眠れなくなってくる。
あのまどろみは何だったんだ。
我ながら妬ましい程の気持ち良さであった。
あれはいつの事だったか。
さらば、快眠。
明日の二度寝、見てやがれ。
寝た気がしないまま、朝になった。
そのくせ目覚しが鳴っても気付かないほど爆睡しているから不思議だ。
寝坊してリビングに下りて行くと、雨戸も閉めたままダンナがテレビの前でコーンフレークを食べていた。
コーンフレークよ、お前、いいヤツだな。
牛乳ひとつでカルシウムたっぷりのブレックファースト。
これがある限り、ますます朝起きれなくなる気がする。
ダンナを送り出すと早速寝てやろうと思ったのだが、30分遅れでぶー子が起きてくる。
それを待って寝ようかと思ったが、なに、夕方から雨??
速攻洗濯して、仕事に行く前に取り込んでやるッ!!
今考えると、なぜここでこんなに洗濯に燃えたのか、理解に苦しむ。
そんなもの、「ラッキー♪」と小躍りして、明日に回せば良かったのに。
とにかく何をトチ狂ったか洗濯など始めてしまったので、ますます二度寝が遠のいた。
そういえば今日は、ぶー子の友達が泊まりに来る日であった。
私の恥なら私が責任を持って受け止めるから構わないが、私のせいでぶー子に恥をかかせては忍びない。
「日本一醜い親への手紙」など書かれたらたまらないから、私は少し家の中を掃除することにした。
天気がいいので布団を干した。
トイレの掃除をした。
音楽室も片付けた。
・・・寝れなかった。
なぜ頑張ってしまった、今日。
そんなんで、今夜は何としても何としても、グッスリ寝たい。
だから薬を飲むことにした。
市販の薬だが、効くのだろうか。
その名もホスロール。
根拠はないが、何となく頼りにならなさそうな名前である。