今朝も頭痛でお目覚めだ。
眠くて起きれないのではない。
頭が痛くて動けないのだ。
また今日も、昼前まで布団の中。
「さくらまつりに行くぞ。」
娘ぶー子をダンスのレッスンから連れて帰ってきたダンナは、まずそう言った。
駅前でお祭りをやっているらしいのだ。
わかりました、行きます。ただしラーメンとセットで。
東村山の駅に向かう。
昨日の菜の花もそうだが、意外ときれいに撮れない。
所詮カメラ携帯は携帯カメラだ。
「まつり」とは言っても小規模なものだった。
もっとハッキリ言うと、ショボい。
軽くスルーして、電車に乗ってラーメン屋だ。
ラーメンとウォーキングをセットにしたのは、名案だった。
これだとラーメン食べて眠くなっても、寝ることができないのだ。
歩いて帰らねばならない。
こうして、苦しい腹を抱えて再び歩き出す。
帰りも東村山のおまつりをスルーし、もうちょっと盛り上がってる事を期待して、久米川駅の方のまつりに向かう。
トイレに入るつもりで入店したビッグA。
結局トイレは見当たらず、なぜか酒を買って出た。
歩いていると暑いぐらいだ。
ダンナはビールの缶をブシュッと開ける。
私はカンパリオレンジのビンを片手に歩き出す。
「これからの季節はこれだねぇ。」
飲酒ウォーキングの予感だ。
でも、本当に気持ちいいのだ。
花はきれいに撮れないが、カンパリのビンは鮮やかに撮れた。
このカメラ携帯に親しみを感じてしまうぽ子である。
それにしても、飲み足りないな。
もう帰って飲みたくなってきた。
しかし祭りだ。
生ビールとかサワーとかの屋台が出てるかもしれない。
私達は太鼓の音の鳴る方に、吸い寄せられて行った。
太鼓は太鼓でも、ドラムであった。
この大騒ぎはサンバだったのだ。
サンバねーちゃんの露出度も凄いが、演奏の方も熱く、ぽ子はドキドキしてしまった。
太鼓系の打楽器だけで11人もいるのだ。
これが南国の夜で酒でも飲んでいたら、一緒に踊り出しているところだ。
ここが南国でないことを幸運に思うべし、ダンナよ。
しかし、出店の方は終わっていてガッカリだ。
こうなったらもう、何が何でも酒が飲みたい。
だから帰ってきたのだ。
今日はやっと、明るいうちに飲めた。
そのうち寝てしまうのだろうが、まぁ、いい1日だ。