ダンナに朝ご飯を出すと、娘ぶー子は学校が休みなので布団に戻る。
昨日は夜中に、激しい胃痛で目が覚めた。
ただでさえ起きる気がしない月曜だというのに、こんなに立派な理由があったら起きてなんていられない。
性懲りもなくエルを連れて寝室に行き、いつものように鳴かれ、リビングに戻す。
タイムロスだ。
もう、どうしちゃったんだ、エルちんげ。
比較的早く目が覚めたので、朝風呂に入る。
九州が帰ったばかりなので、まだきれいな風呂だ。
あぁ、何で汚れていくんでしょう、風呂もリビングもキッチンも。
比較的早く目が覚めた、と言っても「比較的」であり、遊んでいる時間は全然なかった。
皿洗いは食器洗い機の登場により、素晴らしく楽になったが、開けて中身を出してみると、全然きれいになっていなかった。
果たして食器洗い機の働きとはどんなものなのか、私は実はかなり懐疑的だった。
そして買ってみて分かった事だが、これは向きを正しく入れないと、汚れが落ちない。
それは、無理に詰め込むときれいにならないという事も意味している。
そうなると皿を機械に入れるときに、ああでもない、こうでもないと、とても悩む事になるのだが、その時間が意外とバカにならない。
一体どっちが早くてきれいになるのか。
少なくとも水道料は安くなるはずだ・・・そう言い聞かせてきたのだが、ところがこの「ちびでか」という相反する言葉を名前に持つ食器洗い機は、つまり「ちびだけどでか程洗えるよ!」と言う意味なのだろうが、ちびはちびである。
1度の食事の分に2回回せば(回すのか?)いいんだろうが、2回分にはならない。
結局残った分は手洗いだ。
そんなんで買った当初は戸惑っていたが、あれから数ヶ月、ちびはでかくなった。
まぁコツである。
何度もやっているうちに悩まず入れていけるようになり、入れ方も工夫してそこそこ入るようになったし、今では極楽だ。
この機械のお陰で夜のゲームの時間ができた。
しかしやはり機械である。ダメなものはダメでなのだ。
一方私は人間なので、時々わかっちゃいても無茶をさせてしまう。
そうするとこのように、「やっぱりダメだったか・・・。」と洗い直しをする羽目になるのだ。
とは言っても、洗うのは「ちびでか」である。
そのでかい懐で、もう一度頼むよ、相棒。
こうして立て続けに2度食器洗い機を回し(回すのか?)、その間に風呂に入り、明日の晩ご飯の献立を考え、化粧をした。
猫にご飯、猫のトイレの掃除(人間よりはるかに頻繁にやっている)、ぶー子の昼飯、気がついたらもう時間がない。
いつも通りギリギリに慌てて家を出たが、これでも食器洗い機のお陰でずいぶん楽になっているはずだ。
「ちびでか」に乾杯だ。
今夜も飲む。