人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

減らす人、増やす人

もう洗濯は部屋干しだ。

太陽はさんさんと輝いていたが、ハンガーが足りないのだ。

半分だけ外に干すなんて、止めたッ。

全部部屋に干せば、取り込む手間なしじゃい。

今日は紙類の回収の日だ。

前回出し損なったので、かなりたまっている。

必要な部分を切り抜いていらなくなった雑誌、新聞紙、ダンボール。

そーよそーよ、ダンボール♪

私は部屋の隅から、ダンボールでできた猫の爪とぎを持って来る。

これ、トイレです、猫の。

いつの間にトイレになってたんです。

現場を押さえていなかったので、長い事気付かなかった。

良く見るとシナシナである。

まぁ、いつの間にそこが定位置になっていたお陰で、そこにトイレを置いたらすんなり使ってくれるようにはなったが、もうトイレにも爪とぎにもならないそいつを早いところ捨てたかったのだ。

バイバイキ~ン☆

潰したダンボール類は部屋の隅に立てかけてあったが、実はここにもエルが良くしゃがんでいた。

ダンボールだからではなく部屋の隅だからだと思うが、そんなんで今回のダンボール類はいやにアンモニアであった。

娘ぶー子がドサッと捨てていった本、雑誌類。

これは置く場所がなくダンナの寝床の横に置いていたが、ヒモでくくろうと思ったら

「あ、捨てちゃうの?読んでたんだけど。」とダンナが言いに来た。

その本は国語の教科書であった。

恐らく持ち主よりもたくさん読んでくれる事だろう。

彼はそれと一緒に「漢字ガイダンス・中学校編」も引き抜いた。

DSなどで大人が勉強をし直し始めたこの頃であるが、ダンナも青春を取り戻そうと頑張っている。

孝行したい時には親はなし、勉強したい時には時間はなし。

ぽ子はどっちもやっていないが、ゲームなら、したい時にそれはちゃんとあるのであった。

新品同様の問題集もでてきた。

なんと中3、受験生向けのものだ。

勉強しなきゃならない時にしないヤツもいるとは。

後から聞いたら「何度でも使えるように、書き込まないでノートに書いてた。」とぶー子は言ったが、その前に「ちょっとは、やった。」と言ったのだ。

つまり何度も繰り返すどころか、ちょっとだけしかやらなかったのだ。

同じ状態の都立の入試問題集も見つけ、これは私が引き抜いた。

今度時間があったら、サラリーマンと主婦と現役と、誰が一番頭がいいかこれで計ってやる。

フフン。

風呂の掃除をしようと思ったら、洗剤がなくなっていた。

え~、もう水抜いちゃったし、ええい、ボディシャンプーで洗ってしまえ。

えっと、どれだっけ。あぁもう!!何なんだこのグチャグチャしたボトルやら何やらは!!

何とかこの風呂場をスッキリさせようと棚や何かをを買ったりしたのだが、増やすヤツがいるのだ。色々と。

シャンプーは5つある。

私の1本、ダンナの1本、ぶー子が途中で飽きて放置したものが1本と新しく買ったものが1本、そして私がボディシャンプーと間違えて開けてしまった1本。

リンスは私の1本ダンナの1本、ぶー子が飽きて放置したのが1本と新しく買ったのが1本、そこにぶー子のトリートメント。

ボディシャンプーは、100均で買ったのがしょうもないヤツで放置で1本、あれ?これってぶー子の修学旅行用に買ったやつだから、もう2年も経つのか。

まともなヤツが1本とぶー子用が1本、石鹸のちっこくなったやつが1個。

そしてボディマッサージ用のものが1つ。これはぶー子ので使った事がないが、どうやって使うのだ??

ぶー子も使ってないんじゃないかの疑惑。

洗顔は6本。

もうすぐなくなりそうでブヒブヒ言わせながら出してるのが1本、それがなくなったらすぐ使えるように新しいのが1本、試供品が1本、ダンナのが1本、とっくに使い切ってるのが1本。

角栓クリーナーという部分洗い用が1本。ダァッ!!

この他に靴洗い洗剤。

この家に来て1度しか使った記憶がない。引っ越してきたのは3年前だが、今や靴は使い捨て状態である。

そして風呂洗い洗剤に、長い柄のついたスポンジ、手に入るサイズのブラシ2個、水あか落としスポンジと水あか落としクロス、細かいところを洗う古い歯ブラシ。

洗顔用のスポンジも買った。

疲れた。

記事にするのが疲れた。

とにかくシャンプーの類は使うか捨てるかしないと減らないのだが、何度も書いているように、私はケチなので捨てる事はしない。

しかし地道に使っている間に、なぜか増えていくのだ。

家中どこもこんな感じである。

わかっている、もう物を増やしてはいけない。

しかし早速、電話の横に、ジュースのおまけについてきたマスコットを発見した。

ゴーヤ茶もどうするんだろう・・・。