人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

帰って来た

・・・という訳で、見つかりました、携帯。

どなたか心優しい方が、交番に届けてくれたようで。

タクシー乗り場のあるロータリーに落ちてたそーです。

すっかり諦めてたから、警察に問い合わせたのは回線を止めたあとの昨日の昼。

思わず電話口で「えええーーーっ!!」と絶叫した。

見つかったのは嬉しいけど取りに行かなくちゃね・・・。

はぁ、宅急便かなんかで送ってくれりゃいいのに。

何ならパトカーで巡回中ついででも。

実は酔っ払って携帯を失くしたのは2度目である。

1度目は何年も前で、私は自分の携帯を持っていなかった。

その場限りダンナに借りたのだが、朝になったらない事に気がついた。

身内とはいえ、人の携帯である。私はかなり焦った。

何度も携帯の方に電話してみたが、繋がらない。

「こちらにご連絡下さい」とメールしても反応なし。

なんで?どうなってる??

私は不安になった。

もし悪用されてたら・・・。

私は、携帯を拾った悪党がどうしたらこの携帯を手放したくなるか、考えた。

まずは「返してください。」とメール。やはり反応なし。

よし、それならこっちにだって考えがある。

「返して」というメールをぶっ続けに出し続けたのだ。

誰かが手にしていたらうるさくてかなわないだろう。

ストーカーのようにしつこくしつこく繰り返す。

どうだ、この携帯の持ち主は執念深い蛇のような女だぞ。

とにかくその日は暇さえあれば「返して」とメールを送り続けた。

翌日、警察から「お探しの携帯、届いてます。」と電話が来た。

勝った。

私はさそり座のAB型である。本気で怒らせると怖いですよ。

取りに行くと、携帯と一緒にマフラーも届けられていた。

へ?マフラーも落としてたか。

どちらも見た目にはきれいなままだ。

これが娘なら「着衣に乱れはない」と一安心するところか。

家に帰ってから電源を入れてみた。

おお、動く動く、ケガはないようだ。

中のデータも全て無事だ。早速反省の色が薄くなっていく。

ところがしばらくすると、始めのうちこそちょこちょことだったが、そのうち怒涛のようにメールが届き始めた。

「しつけぇ・・・。なんて野郎だ・・・。」

我ながらウンザリした。

今回もすぐに警察に届いたようだから、変な人が拾ったのではなさそうだ。

無事である。

窓口で「落としたもの」の欄に記入しようとした「携帯」の文字がわからず、「ケータイ電話」と書かざるを得なかったのが恥であった。

今後飲み会には首から下げていく事になるだろう。

ちなみに飲み会じゃなくても家の鍵は首から下げている。

すぐなくすからだ。

後はSUICAと自転車の鍵が不安である。

その後

う~ん、どーもいつか書いたことのあるネタのような気がしてきた。

検索ワードも思いつかないし確かめようがないのですが、

「その話、知っとるがな」という方、ごめんなさい。

早く忘れてね。