・・・という訳で、見つかりました、携帯。
どなたか心優しい方が、交番に届けてくれたようで。
タクシー乗り場のあるロータリーに落ちてたそーです。
すっかり諦めてたから、警察に問い合わせたのは回線を止めたあとの昨日の昼。
思わず電話口で「えええーーーっ!!」と絶叫した。
見つかったのは嬉しいけど取りに行かなくちゃね・・・。
はぁ、宅急便かなんかで送ってくれりゃいいのに。
何ならパトカーで巡回中ついででも。
実は酔っ払って携帯を失くしたのは2度目である。
1度目は何年も前で、私は自分の携帯を持っていなかった。
その場限りダンナに借りたのだが、朝になったらない事に気がついた。
身内とはいえ、人の携帯である。私はかなり焦った。
何度も携帯の方に電話してみたが、繋がらない。
「こちらにご連絡下さい」とメールしても反応なし。
なんで?どうなってる??
私は不安になった。
もし悪用されてたら・・・。
私は、携帯を拾った悪党がどうしたらこの携帯を手放したくなるか、考えた。
まずは「返してください。」とメール。やはり反応なし。
よし、それならこっちにだって考えがある。
「返して」というメールをぶっ続けに出し続けたのだ。
誰かが手にしていたらうるさくてかなわないだろう。
ストーカーのようにしつこくしつこく繰り返す。
どうだ、この携帯の持ち主は執念深い蛇のような女だぞ。
とにかくその日は暇さえあれば「返して」とメールを送り続けた。
翌日、警察から「お探しの携帯、届いてます。」と電話が来た。
勝った。
私はさそり座のAB型である。本気で怒らせると怖いですよ。
取りに行くと、携帯と一緒にマフラーも届けられていた。
へ?マフラーも落としてたか。
どちらも見た目にはきれいなままだ。
これが娘なら「着衣に乱れはない」と一安心するところか。
家に帰ってから電源を入れてみた。
おお、動く動く、ケガはないようだ。
中のデータも全て無事だ。早速反省の色が薄くなっていく。
ところがしばらくすると、始めのうちこそちょこちょことだったが、そのうち怒涛のようにメールが届き始めた。
「しつけぇ・・・。なんて野郎だ・・・。」
我ながらウンザリした。
今回もすぐに警察に届いたようだから、変な人が拾ったのではなさそうだ。
無事である。
窓口で「落としたもの」の欄に記入しようとした「携帯」の文字がわからず、「ケータイ電話」と書かざるを得なかったのが恥であった。
今後飲み会には首から下げていく事になるだろう。
ちなみに飲み会じゃなくても家の鍵は首から下げている。
すぐなくすからだ。
後はSUICAと自転車の鍵が不安である。
その後
う~ん、どーもいつか書いたことのあるネタのような気がしてきた。
検索ワードも思いつかないし確かめようがないのですが、
「その話、知っとるがな」という方、ごめんなさい。
早く忘れてね。