人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

何かが100日突破した

爪を伸ばしている。

不潔ちゃんではない。

オンナである。

これまでは仕事の関係で爪を伸ばせなかったのだが、考えてみれば今の仕事だったら伸ばせるじゃん。

ぽ子の指は悲しい事に太くて短い。

爪を伸ばせばその分指が長く見えるのだ。

爪自体も太くて短いのだが、それでもやはり長く見せるにこしたことはない。

早くマニキュア塗りたいものだ。

その爪がやっと随分伸びてきた。

計ってみたら長いところで5mmだ。家族が気味悪がっている。

ところが爪が長いと不便なことが多い。

一番思い知るのが缶のプルタブを開ける時だ。

他にもいちいち爪が当たりやりにくいことが多い。

調理もまた然りで、爪が邪魔になる。

やりにくい、やりにくいと思いつつ今日まで来たが、ついにやった。

タマネギ切っている時に人差し指の爪がスパーンと切れた。

ほんの少しであったが、タマネギのスライスに混じってしまった。

知らなかった、爪って切れるとタマネギのスライスにそっくりじゃん。

食べれるのか?

爪=カルシウム説byぽ子。

家族の健康、願ってます。

さて、昨日の話である。

定時が近くなるとアンガが言い出した。

「で、ぽ子くんもどうだね?1杯キュッと。」

ウチの部署の何だかの不良ゼロが、100日突破したと。前代未聞らしい。

その祝杯らしい。・・・こじつけだろうが(笑)

この頃職場の男衆はコンビニの前で飲むことを覚えたらしく、頻繁に飲んで帰っているようだ。

それから定時近くにもう一度「で、どうします?」と聞かれるまで、ずいぶん悩んだ。

大きなネックになることが3つほどあったのだ。

1つは、今日はダンナと休肝日にする事にしていたこと。

2つ目は飲んだら止まらなくなること。

3つ目は、朝服を選ぶのが面倒で一番上にあったTシャツを着てきたが、胸にちょうちょが書いてあったことだ。

しかしアンガに再び聞かれた時には「はい、行きます。」と頭で考えるより早く口が答えていた。

まぁ今日を休肝日に決めたのはダンナだし、これまでも水曜にひとりで飲んだ事はあった。

アンガは「発泡酒を1本、どうですか?」と言ったから、そんなに長くはならないだろう。

ちょうちょは・・・。ちょうちょはこのクソ暑いのに、長袖の上着のファスナーを閉めて封印した。

やはり1本では済まなかった。

でも2本で終った。

次に誘われたが頑張ってアンガと残った。

危ないところであった。

しかし発泡酒2本と言っても、すきっ腹に500mlを2本だ。

結構いいプロローグになってしまった。

帰りに買い物をして帰ったが、全く頭が回らなかった。

書き出したメモの通りに買えばいいだけなのだが、「朝ごはん」、「弁当のおかず」のふたつはその場で見て決めなくてはならず、その上メモを追うのもいっぱいいっぱいで大変であった。

やはり買い忘れがあった。キューリちゃん。

家に着いたらすぐにワインを注いだ。

ダンナにはジュースと偽って、飲んでいることは黙っていた。

1時間ほど騙し通せたが、バレたらバレたで安心してガブガブ飲んでしまった。

晩ご飯は焼きそばと生春巻きだったが、面倒な春巻き包みはダンナにやってもらい、自分は焼きそばだ。

午前中に肉も野菜も切ってあったから、炒めるだけだ。

そうなのだ、炒めて味付けるだけ。

作ってみて初めて気がついたが、普通に焼きそばじゃん。

こんなものにも料理の本を使ってしまった。

あ、今思い出したが、ホタテの刺身出すの忘れてた。

寝た時の記憶がない。

休肝日のダンナは、シラフで寝るギリギリ前まで私にクドクド絡まれていたはずだ。

朝になって「昨日、私悪酔いしてた?」と聞くと、「微妙。」との評価をもらった。

「これ以上進んだら危ない、ってぐらいのもうハラハラドキドキ状態。」と言った。

ほー、人生のスパイスってヤツか。役に立って良かった。

2度寝して昨日の分の記事を更新したらもう昼だ。

溜まった皿を洗わなくては。