かぼちゃのスープを作った。
甘いかぼちゃはさぞかし糖質も高かろうと、避けて来た。そもそもあまり甘い野菜は好きではない。もともとあまり食べることはなかった。
気まぐれだ。
おかずのラインナップがいまいちだったので、少し具のしっかりしたスープにしたかったのである。豆乳も残っていたし、そんなんでかぼちゃだ。4分の1個。
これを角切りにせよとのことだが、皮が硬くて切れん!!全く、全然、刃が進んで行かないのである。
包丁はカボチャに刺さったまま、びくともしない。
仕方がなく、私は刃の刺さったままのかぼちゃを振り上げ、思い切りまな板に叩きつけた。それは割れるように切れた。これでやっと1回だ。
かぼちゃと言えど、このようにものを叩きつけるという行為には罪悪感がある。バーンという破裂音も、不快だ。
私は誓った。もう二度とかぼちゃの塊は買わない。
そんな決意表明でした。