人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

療養の供

今週のお題「最近読んでるもの」

 

最近読んでるもの、については本のカテゴリーに都度アップしているので、最近読んだマンガのことなど。

体調を崩して寝込むと、マンガを読む。寝ながらできる、数少ない娯楽だ。

お気に入りを厳選して本棚に残してあり、これを寝込んだ時に読むのである。長編が多いので、一気に読むにはいい機会なのであった。

最近読み返したのは、里中満智子の「天上の虹」。1巻は1984年第1刷発行となっていて、うちにあるのは18巻までだ。買った当時はまだ先が出版されてなかったのである。今回読み終えた後に調べてみたら完結していたので、次に寝込んだ時のために続きを買っておきたい(笑)

 

「天上の虹」は、「持統天皇物語」の副題がついており、その父である中大兄皇子の代から物語は始まる。

それは壮大で長い長いストーリーだ。

誰もが多くの妻を持ち、多くの子供を持ち、策略の中また新しい家庭が生まれ、複雑な人間模様が醸し出されている。

女性目線で里中真知子流にドラマティックに描かれていて、切ない場面の連続だ。

歴史の教科書で読めば苦痛になるものも、まるで映画のように引き付けて離さない。止められなくて、一気に読んでしまった。

せっかく歴史も覚えたことだし(笑)忘れる前に続きを読みたいところだ。早く買って早く寝込まないと(笑)

里中満智子と言えば、「あすなろ坂」も好きで残してある。あっちもそろそろまた読み返したい頃だ。

結構寝込まないと(笑)