人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

残された者 -北の極地-

おぉ、デスストのクリフが!!

マッツ・ミケルセン主演作。

          

 

  監督:    ジョー・ペナ

  キャスト:マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ

 

 

飛行機が墜落してもう何日が経ったのか。

雪に閉ざされた世界に一人とり残された、オボァガード。氷の下の魚を釣り、壊れた飛行機で救助を待ち続けていた。

やっと出会えた飛行機も悪天候で目の前で墜落、女性パイロットを助け出すも瀕死で寝たきりに。

このままここに留まっていても、助けは来そうにない。

オボァガードは死にかかった女性パイロットを連れ、遠く離れた観測地へと向かう決心をする・・・。

 

なぜ飛行機は落ちたのか、ここはどこなのか、そういった設定は語られず、ひたすらに救助を待つ。

そして観測地へと向かうのだが、極寒の地に装備も不十分で過酷な状況だ。

しかしこう言っちゃなんだが、およそ想像しうる状況で、映画として観るには特別なものがない。

なぜ、という部分が語られないのでどこにも思い入れるものがなく、ただ見ているだけだ。

主人公オボァガードが献身的に女性パイロットを介抱するのも、苛酷な状況下にいい人過ぎて感情移入ができない。

そしてオチに「へっ!?」。

 

もうちょっと何とか・・・。

 

ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆