時々こちらにコメントをくれる「べーしすと氏」からのリクエストだ。映画監督が「後味の悪い作品」ということで紹介していたとのこと。映画監督が言うんだから、本当に後味が悪いのだろう(笑)あまり後味の悪い思いなどしたくないが、気になるのが人の性。レンタル予約の順位を上げて、やってきました。
監督:渡部亮平
キャスト:土屋太鳳、田中圭、coco
不幸のどん底から、あっという間にシンデレラストーリーを歩むことになった小春。
結婚。幸せな家庭。
母親に捨てられた過去を持つ小春は、この家庭を大切にしたい、夫を、子供を、必ず幸せにすると強く心に誓う。
そのあまりにも強い思いは、やがて自分を追い詰めることに。
良き妻、良き母であるために、自分を殺す小春。
子供とは、純粋無垢な天使ではない・・・・・・・。
前半は、絵に描いたようなシンデレラストーリーだ。小春の幸せを願い、気持ち良く観ることができる。「どこがムナクソ?」と思っていると、やがて小春の生活に陰りが出始めるのだ。
非常に、嫌な予感だ。観ているのが辛くなってくる。
しかし、ハッピーエンドだ。
怖ろしいハッピーエンドが待っている。
家族がひとつになる。それこそ究極の幸せなのではないだろうか。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
ダンナのオススメ度 ★★★★☆