160分の大作。
寝不足の時はやめた方がいいです(笑)
監督: ヴァーツラフ・マルホウル
キャスト:ペトル・コトラール、ハーヴェイ・カイテル
行く先々で迫害され、小さな村を渡り歩く少年。
両親は少年を置いて去り、伯母は突然死。
守ってくれるものはなく、ドイツ兵に怯え、村人に怯え、手を差し伸べてくれる人にすがるしかできない日々を送っていた。
安住の地はなく、やがて終戦を迎える。
「ヨスカ」。
少年は自分の名前を窓ガラスに書いた。
数字ではない、「ヨスカ」という名前を。
だ~~~~~、全然意味わからなかった!!
まず、少年がなぜ迫害されているのかが分かるまでが長かった。なので背景が分からず、ひたすらにムナクソの悪いシーンをただ見ることになった。
で、迫害される理由が分かったところで、「ドイツ」「ロシア」「地元(場所はあえて濁したようだ)」の関係がまたサッパリで、もう単に「いい人」「悪い人」で区別するしかなく(笑)
そしてまた、登場人物のほとんどが「悪い人」で、とにかくムナクソが悪いシーンの連続である。
何が言いたいのか。
こうした迫害の歴史忘れるべからずということなのかもしれないが、それならばもうちょっと分かりやすくして欲しかった。分かりにくさには、「日本」という国柄もあるかもしれないが。ならば日本人にはお勧めしない。長い160分になるぞ!
鳥に色を付けて群れに放つと、群れに攻撃されてしまうというシーンがあった。
少年の境遇を示唆しているようだが、タイトルは英題の「The Painted Bird」の直訳の方が良かったのではないか。
あぁあのシーンもムナクソでした・・・。
ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆