物腰が柔らかく清純なイメージのあった松たか子が、冷徹な女教師を演じる。
監督:中島哲也
キャスト:松たか子、岡田将生、西井幸人、藤原薫
とある中学校の終業式の日。
生徒たちを前にして最後の挨拶をする、担任の森口。しかしそれは単なる挨拶ではなく、壮大な「告白」であった。「私の娘はこのクラスの生徒に殺された」。
少年法を盾に守られる犯人。
森口が選んだのは復讐か、それとも・・・。
とてつもなくややこしいEE:AE5B1
時系列が前後し、「実はこうだった」というような事実の上書きが何度もあり、ついていくので必死であった。
しかし最後の森口の言葉で、これは全て命の授業であったのではないかと思わされるのである。
少年法では彼らを更生させることは難しい。更生とは、贖罪から始まるのだ。
そこへ導くことは、復習とは言い難い。
森口の教師愛があったと思いたい。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆