人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

告白

物腰が柔らかく清純なイメージのあった松たか子が、冷徹な女教師を演じる。

     

  監督:中島哲也

  キャスト:松たか子、岡田将生、西井幸人、藤原薫

とある中学校の終業式の日。

生徒たちを前にして最後の挨拶をする、担任の森口。しかしそれは単なる挨拶ではなく、壮大な「告白」であった。「私の娘はこのクラスの生徒に殺された」。

少年法を盾に守られる犯人。

森口が選んだのは復讐か、それとも・・・。

とてつもなくややこしいEE:AE5B1

時系列が前後し、「実はこうだった」というような事実の上書きが何度もあり、ついていくので必死であった。

しかし最後の森口の言葉で、これは全て命の授業であったのではないかと思わされるのである。

少年法では彼らを更生させることは難しい。更生とは、贖罪から始まるのだ。

そこへ導くことは、復習とは言い難い。

森口の教師愛があったと思いたい。

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆