摩耗というものは、突然訪れるものではない。それは、ゆっくりやってくる。
故になかなかその摩耗に気付かないものだが、さすがに、という段階に来ないと気づかないのが私だ。
そこに「使えるうちは捨てられない」という性分が加わり、モノはとことんまで使い切られることになる。
一体限界とはどこなのか。
ポンコツでも使えているうちは、限界とは言えないんじゃないか。
私は問いたい。
これは限界を超えているのか。
恐らく結婚した当初に買い、30年近く使っていると思う。
特別いい鍋でもない、それどころか私のことだから安物に決まっている。
取っ手が小さいのは、取れたからだ。
上手くつかまないと、落とすし熱い。
中はこんな感じ。
大きさがちょうど良く、使用頻度は高い。
しかしさすがに、という気持ちになってきたので、新しいものを買うことにしたのだ。
たまたまカタログギフトを貰ったので、その中から選んだ。
フライパンだった(笑)
まぁ深さがあるから鍋にもなるかな?と期待したが、うん、ならなくはないが、そういう気持ちにならない。
やっぱりフライパンはフライパンだ。
これはどうだ??
これもまた、先の鍋と同時期に買ったと思われる。
一応パスタ鍋だ。これも使用頻度、高し。
フタがフライパンになるとか謳っていたが、は?フタをフライパンなんかにするかよEE:AEB64
実用性考えないで、アイデアだけ先走った商品だ。だいだいフタをフライパンなんかにしたら、焦げて汚れるだろうが。
ところがそれをやっている人がいたのである。
「えっEE:AEB2Fあれ、ゴムそば(インスタント焼きそばのことである)作るのにちょうど良かったから・・・。」
かくしてフタまでボロボロの、ポンコツ鍋となっている。
それでも、使えちゃうんだよなぁ~EE:AE5B1
ということで、現在も活躍中。
電撃的な新しい出会い(安い鍋との出会い)を、待つ。