「ぐんて」が死んだ。
「生シラス」と同時期に調子を崩していたが、水槽の掃除と水替えで元気になっていたのだ。
すっかり安心しきっていたが、本当に突然、何の前触れもなく死んでいた。
さっぱり訳が分からない。
この水槽は死の水槽なのか。
生シラスが元気になったとしても、もうここに戻すのはやめた方が良さそうである。
100均のプラ容器で、とりあえずの水槽を立ち上げる。
一方生シラスは、めきめき元気になっていった。
塩浴の効果か。
水替えをすると一時的に弱るが、それを乗り越えるとますます元気になる感じである。
フンだけが相変わらず白く糸状なのが気になるので、胃腸障害に効くというココア餌を作ることにする。
ところがそこをピークに、少しずつ弱っていったのだ。
泳ぐのも左右に振られ、ヨタヨタとしている。
これまでになかった動きだ。
自分の体をコントロールできていない感じで、時々横向きになったりしていた。
塩分濃度を下げるのが早過ぎたか。
次の水替えのタイミングを早め、塩分濃度を水500ml・塩2グラムに戻す。
寝る前には虫の息であった。
もう翌日には、死んでいるだろう。
「また明日会おうね。」と声を掛けて寝たが、果たして翌日にはやはり死んでいた。
全滅だ。
生シラスは、お祭りのメダカすくいで連れて来た、最初からいる子であった。
最初から、最後までいたことになる。
こんな事になってしまい、本当にメダカ達には申し訳がない。
不思議なことにエビとドジョウは元気で、1匹も死んでいない。
私の出した結論は過密飼育による水質の悪化だが、答えは分からない。
外には生シラス用の水槽と、小さなビオトープがスタンバイしている。
しかしもう、何をどうしたらいいやら、分からないでいる・・・・・。