「ども、よろしくお願いしますぅ・・・EE:AEAC5」
仕事場とは言え、個人的にお宅にお邪魔するのはなんとも気恥ずかしい感じがする。
私は長いこと、原因不明の重い病にかかっていた。
これを、やっとお医者さんでしっかり診て貰おうということになったのだ。
病名は、「歌が下手」だ(笑)
お医者さんは、合唱の先生、えつさんである。
まぁバンド、ゴスペルの方ではさほど支障はない。
しかし合唱となると、もはや「歌唱障害」と思えるほど、壊滅的にダメだ。
特に最初の発声練習。
すでに気持ちが死んでいるので、出る気がしない。
そして案の定、1つ2つ音階が上がっただけで、蚊の鳴くような声になる。
無理に出そうとすれば、
あ~~~~~~~~!!という、ぶっとい「音」が数秒ほど。
先生、何とかしてください・・・。
ということで、歌を歌う余裕すらなく、「いや違う、こうでは?」「ここをこうして」と、本当に発声だけで終わってしまった。重症である(笑)
しかし先生が測って??くれたところによると、最終的にはレ#まで出たとのこと。
私の合唱での上限は、シであった。最後の方は、だいぶ出るようになったよと言ってくれた。
ただ、やはり歌い方に、大きな問題があった。
力が入り過ぎ。
もうホントその通り、キーが上がるにつれて、上半身がキリキリ硬くなっていくのが分かる。
一気に力が入るから、最後もブツンと突然切れる。
スーッと始まってスッと終わることができないのだ。
先生が、私の発声の真似をしてくれた。
なんだろか、ボリュームのつまみが壊れたスピーカーのようである。
さしあたって、病原菌はかなり限定された。
今度はワクチンを打ち、免疫力を上げなくてはならない。
時間がなかったので今回は「ワクチンの作り方」を聞いたところで終わったが、上手に作れるかしらEE:AE5B1
やっぱりプロのアプローチは違う。
今後も時々診てもらいたい。
それまで、ハミング、ハミング、脱力、脱力、優し~く、柔らか~く、伸び伸び~と・・・、ルルルルル~・・・EE:AE5BEEE:AE5BEEE:AE5BE