「ハングオーバー(二日酔い)」ときて、サブタイトルが「消えた花ムコと史上最強の二日酔い」である。
観たくもなる(笑)
監督:トッド・フィリップス
キャスト:ブラッドレイ・クーパー、エド・ヘルムズ
トレーシーとの結婚式を2日後に控えて、悪友たちと独身最後の旅に出たダグ。
行き先はラスベガス。
新婦・トレーシーの父親からベンツを借り、「ベガスのことは忘れてこいよ☆」と気持ち良く送り出され、ホテルの屋上で乾杯することから彼らの夜は始まった。
・・・・・・・気がついたら朝である(笑)
ホテルのスイートールームはバカ騒ぎの跡でメチャクチャ。
そればかりかありえないものがいたり、いなくてはならない人がいなくなっていたり。
・・・新郎のダグが消えた。
ところが誰にも前夜の記憶がないのである。
なぜ歯が一本抜けている?
なぜ病院のタグが腕についている?
なぜ赤ん坊がいる!?
結婚式は翌日だ。早くダグを探し出して、トレーシーのもとに戻らないと。
・・・車がない(笑)
いったい彼らに何が起こっていたのか。
そしてダグは見つかるのか。
バカバカしいコメディだと思って借りたので、思いがけずしっかりしたストーリーがあって楽しめた。
前夜のことは、全く謎である。
それが少しずつ明らかになりつつも、どうしてもなぜそうなるのか皆目分からない部分が常に残る。
何しろしでかしたことが突拍子もないことばかりなのである。辻褄を合わせるのは至難の業だ。
そんなストーリーに引き込まれつつ、酔っ払いのやらかしたケタはずれの「やっちまった感」に共感しつつ驚愕しつつ、そういった部分も楽しませてもらった。
ただ、笑いが日本人には伝わってなさそうな部分が多々。
笑うトコなのかもしれないなぁと思いながら何が面白いのか分からない場面が結構あった。
それを差し引いても、十分楽しめたと思う。
続編も一緒に来ているので、続けて観ようと思う。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆