どうしても、夜になると目が冴えてしまうのだ。
寝たのは3時か4時か、「起きれんのかのー」と思いつつ布団に入る。
こういう夜は、ストンと眠れる。
幸せな夜である。
午後から出掛ける予定だったので昼に食べる店をリサーチしておくはずだったのだが、パソコンに向かうと途端に眠くなり、隣室のダンナの万年床にフラフラと向かう。
目を閉じると遠くの方からトコ、トコ、トコ・・・、と可愛らしい足音がこちらに向かって近づいてくるのが分かった。
甘えん坊のエルは、こうしていつもついてくるのだ。
愛いやつめ・・・、と足音が隣に来た時に目を開けたら、大五郎のアホヅラがこっちを見ていたのでぶったまげた。
お前かよ・・・。
ヤバい、眠い、さっき起きたばっかりなのにもう眠い、我慢できない、寝よう。
ダンナはギターのレッスンに行っていたが、昼飯なんかふたりで知恵を出し合えばすぐに決まるさ。
てか、それが夫婦ってもんじゃないかEE:AE595オヤスミーEE:AEAC4
しかしギターから帰ったダンナも、「眠い・・・。」と言って横になってしまった。
「もう今日はこのままノンビリしてようか・・・。」まどろみながらも「イヤ、駄目だ、行く」と時間を掛けて繰り返し、そのまま誘惑に身を委ねようと心を決めかかったところで逆の決心をした。
この頃やたらと忙しく、自分たちのやりたい事をやる時間がとれないのだ。
貴重な1日を無駄にしていいのか。
横になったまま食べたい物の話で盛り上げ、昼ご飯はつけ麺に決定してやっと起きる。
決まれば早い。
お、なんかノッてきたぞ~~EE:AEB86
銀座の写真展に行ったのだ。
岩合光昭という動物写真家の写真展で、「どうぶつ家族」。
500円、と入場料も安いし、宣伝で見た写真がまたとても良かったので、興味をそそられたのである。
行ってみるとそこには、まさに岩合氏ご本人がおわして、サイン会をやっていた。
「ちょー!!写真集買ったらサインもらえる!!」
いつからファンになったんだよ、な発言だが、こんなチャンスはもう今後ないだろう。
くれるものはもらう。
ただしそのためには1800円の写真集だ。
1800円といえば以前勤めていた仕事の2時間半分であり、無職の今となっては自力では買えない夢の本である。
しかし私は目の前の岩合氏に目がくらみ、何の迷いもなく写真集を手にとってレジの列に加わった。
入園料がふたりで1000円だったところから2800円に跳ね上がった瞬間である。
しかし写真集は今回の写真展の写真集であり、結果的にどうせ欲しくなったであろうものだったから、そこにサインも加わって悪い話ではなかった。
絵はクジラの尻尾だそうです^^
写真展も素晴らしく、来て良かったと言い合ったが、疲れましたEE:AEB64
帰りの電車で爆睡し、久米川で軽く飲んで帰って来た。
疲れたけど、あのまま寝て終わらなくて良かった。
これぞ休日。
そしてまた飲んでいる。