ダンナが昨日買って帰ってきた「何かいいもの」は、白エビス(シルクエビスだEE:AE4E5と訂正され)とシャンパンであった。
4日間の禁酒に対するご褒美としては、充分である。
当然飲み過ぎた。寝た時の記憶が全くないが、皿が洗ってあったのには驚きだ。
いや、誰が洗ったかは定かじゃないが・・・。
二日酔いだったが、行かなくてはならない。検査の結果が出ているはずである。
私は検査やテストの類は好きなのだ。一体どんな数字が出たのかしら。
これで私の不調に終止符を打つことができるのだろうか。
まぁ然るべき結果であった。
見たくない結果だったが、いつかはこうなる気はしていた。
血液検査の結果は、4つの項目が基準値を外れていた。
大きく外れていなかったのが幸いだったが、それだけに「今ならまだ戻せます。」と、努力を促されてしまった。
つまり節制せよと。
酒を。
オーバーしたのはγーGTP、尿酸、クレアチニン、と見事にオヤジ的な結果であった。
先生曰く、どれも原因は酒だろうということだ。
それと、低かったのは赤血球。貧血だが、先生は酒の話だけしてこちらには触れなかった。
薬は出さないので、しばらく節制してください、3ヵ月後にまた検査します、という事である。
フー。
二日酔いで聞いていたので「節制」という言葉も素直に聞いたが、ところで私は飲み過ぎをいさめられただけで結局、不調から脱出する方法は聞けなかった事になる。
「数値が良くなれば具合も良くなってくるかもね。」と予言にもアドバイスにもならない世間話レベルのセリフなら聞いたが、それはいつのことなのだ、何の希望にもなっていない。
しかしだよ。私は自分自身で希望を見出した
貧血出てるじゃないか。これは不調に影響なかったのか?
長い目で見れば節酒も大事かもしれないが、もしかして現時点で深刻なのはこっちだったりしないのか?
そうだ、貧血対策で毎日レバーを食べまくっていたが、尿酸上がったのはそのせいかもしれないぞ。
尿酸が上がるとクレアチニンも上がるそうだから、つまりこの検査の結果は「貧血」であることと、貧血対策のせいで「尿酸」と「クレアチニン」が上がったということもできるのだ。
γーGTPだって、そう大きくオーバーした訳ではない。私の周りには3桁なんていう人がザラにいる。
問題は酒よりも貧血なのだ。
すごい。
我ながら、自分に都合の良い風に解釈することに長けているなと思う。
しかしビビッたのは事実だ。
明日も浴びるほど飲むことになるだろうから、今夜は控えておこうと思う。
二日酔いで助かった。