もう地味なレベル上げも宝箱も、面倒臭くなってしまった。
これまでは、その時点で一番いい装備で先に進んでいた。
装備品を買うためにバトルをし、バトルをするために歩き回り、結果、宝箱を見つけたりする。
これで強くもなれるし上手くいっていたのだが、いい加減、面倒になった。
暇ではないのだ。
安心を時間で買う事はもう止めた。
多少リスキーでもどんどん進む事にする。
さて、キラー・パンサーという快適な足を手に入れたが、彼はパンサー、豹である。
鈴を鳴らすと遠くからすっ飛んで来る。
いつでも、どこにでも。
このキラー・パンサーを呼びつけると遠くから走ってくる様子が映し出されるが、すごい勢いだ。
そして最後にニコ~~ッと笑う。
これが、いけない・・・。
何回呼んでも、帰るなり呼びつけても、弾丸のように駆けつけてニコ~~~ッと笑うのだ。
だんだん気の毒になってきた。
たとえば宝箱を見つけたりしたら、一度彼から下りなくてはそれを開ける事はできない。
そして、下りてしまうと彼はまた弾丸のように去っていく。
待っていてはくれないのだ。
なので宝箱を開けたらまたすぐに呼びつける事になる。
それでも忠実に駆けつけ、ニコ~~~ッと笑うのだ。
ちょっとの距離なら自分の足で歩きたい・・・。
そんな気持ちである。
さてストーリーの方は、西の森の盲目の老人に出会い、魔力を込める方法を聞きだした。
北の海峡で海竜とバトルである。
これ事態は難しい事はなかった。
なのですぐに闇の遺跡に向かったが、散々である。
最後の仕掛けが「鳥の羽に光線を当てるだけ」というもので肩透かしを食ったが、その後のボス戦でゲームオーバーだ。
ヤツ、変身した。
ズルである。
一番頭に来るパターンだ。
せめてセーブさせて欲しいものだ。
とにかくバイキルトをぽこっちとヤンガスに、ククールは隙あらばスクルト、ゼシカはバイキルトとメラミだ。
しかしダメージが大きいため、ベホマの繰り返しが辛い。
ククールがベホマラーを覚えたのは、ドルマゲスを3匹倒した後である。
初めての全滅だ。
所持金が半分になった事だろう。
やる気も半減した。
やはり地道なレベル上げが必要なようだ。