もうそろそろだろうとは思っていた。
解くべき謎が見当たらないないのだ。
しかし例のオッサンが出てきて次への展開を促しているようにも見えたので、油断は出来ない。
「障壁を消せ」と言われていた。
奴は敵だろうからそれに従うのは良くなさそうだが、他にできることが見当たらなかったので、言われたとおりにする事にした。
ダメならやり直せばいいだけである。
ゲームの世界なのだ。
レバーを戻す。
すると消えていた壁が再び現れた。
確か「消せ」と言われたように思うが、「出せ」の聞き間違いだったか??
しかし私とオッサンの間に壁が出来、奴には好都合になっただけだ。
「この勝負、俺の勝ち♪」のような事を言い、オッサンはレリーシャンの書をポイッと捨て、自分は乗り物に乗って去ってしまった。
残ったのは自分だけである。
・・・・・・・・。
乗り物の乗り場に行ってみたが、後には何も残っていない。
レバーのような物もなく、追うのは無理そうだ。
崖下に捨てられたレリーシャンの書も、拾うことは無理そうである。
途方に暮れ私は、ここに来た時に入手した接続書で、その先に行こうと思いついた。
するとそこはスタート地点であった。
アトラス夫婦が待っていた。
しかし、持ち帰るべき書がないのだ。
それを知った彼らはガックリとうなだれ、うなだれ・・・・、私はこれがバッドエンディングである事を知った。
やり直しだ。
オッサンの言う事を聞いてはいけない。
他に動かせるものはなかったか??
もうここしかないだろう。
ナラヤンにきて初めて動かしたレバーだ。
こんな物を動かして何になるのかと思いきや、レバーを戻すと下の方に囲いが現れたのが見えた。
すると、オッサンが締め出された形になったのだ。
そのまま下に戻り、オッサンの方を向くと、くそー、ちくしょー、と、あり得ないほどふて腐れていた。
そして、「俺は戻りたいだけなのだ、何とかしてくれ。」とリレーシャンの書を呆気なくこっちによこした。
なのですぐさまアトラスのところへ行き、書を渡しに行った。
さっきと同じセリフを聞くのはタルい、と調子に乗ってスキップさせたら飛びすぎてしまい、あっという間に終わってしまった。
ちょとまたっ!!
なんて情緒も感動もない終わり方だ!!
もう1回ッ!!
リセットして、レバーを戻すところからやり直しだ。
最初のレバー。
このレバーの動きすらもどかしく、ここもスキップさせようと調子に乗って×ボタンを押しまくっていたら、一度動いたレバーが戻ってきてしまった。
ボタンを押しすぎたようだ。
下を見ると、一度は囲いが現れたが、レバーが戻ってしまったので囲いも消えてしまった。
すると、オッサンがすごい剣幕でこっちに上がってきて、なんと、私はハンマーでブン殴られて終わってしまったのだ。
こんなところにもバッドエンディング(笑)
本当に短気なオッサンだよ。
さらにもう1回やり直して、やっとエンディングを見ることができた。
特別なことはなかった。
ありがとう、それだけである。
どのゲームでもそうだが、何かサプライズがありそうなので、スタッフロールが出て全て終わるまで、そのまま流しておく。
特にサプライズはなかったが、特典がプラスされた。
クイズやメイキング映像だったが、メイキングは英語で意味がサッパリわからず(笑)
クイズも難しくてわからず(笑)
終わってしまった。
半年がかりであった。
難しいところもあったが、やはりこのような純粋な謎解きアドベンチャーは好きだ。
終わってしまって淋しい。
ストーリーはさっぱりわからなかったが(笑)