人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

BOW-IN、BOW-SHOCK

う~、死んだ。

暴飲暴食で胃が痛い。

二日酔いでオエグエだ。

昨日はまぁ計画通りにいった方かな?ぐらいの出来である。

予約のできない店には、もう2度と行かないが。

予定通り昼まで寝てから行動だ。

意外にもダンナがちょっと飲み過ぎて「頭が痛い」と言い出したから、驚いた。

「だってぽ子が夜更かししろって言うから・・・。」そんなに飲めとは言ってないぞ。

滅多にない機会だから、お洒落をして行こう。

この場合の「お洒落」は娘ぶー子の服を指す。

勝手に漁り、勝手に着てしまい、結果ニーハイのソックスをダメにしてしまったが。

ピアス。

はぁ、ピアスかぁ。

この中から一組選び出さなくてはならないのだ。神経が衰弱する。

もう選ぶ気は失せて、最初に見つかった一組にする。

装着がまた大変だ。

滅多にピアスをつけないから、穴が塞がっているのだ。

ここと狙いをつけて、一気にピアスをぶっ刺す。

ブチッという音と共に千切れるような痛みが走り、ピアスが貫通する。

毎度こんな感じで、ますますピアス離れのこの頃で、悪循環であった。

お台場に向かう。

予定ではショッピングを楽しんでから、寿司の食べ放題に行く。

行列店らしいから5時ぐらいには並ぶ。

食べ終わって店を出る頃には日が暮れて、綺麗な夜景が見れる事だろう。

先にも書いたが、まぁ大体のところは予定通りにいった。

つまり、予定外のこともあったのだ。

「ショッピングを楽しむ」は、「ショッピングをあまり楽しめなかった」である。

時間がなくて、ビーナスフォートのヴィレッジヴァンガードしか見れなかった。

金と時間さえあれば、1日ここにいられるだろうと思うほどの品揃えだ。

お金はボーナスを下ろしてきたが、時間の方が足りなかった。

寿司屋に「5時ぐらいに並ぶ」は「5時半に並ぶ」になってしまった。

お台場には無料のシャトルバスが循環しているが、それに乗ったら渋滞にはまり、全然動かなくなってしまったのだ。

次の停留所は歩いたって5分ぐらいの所なのに、まるで動かない。

30分程が経ちいい加減イライラしてきたところ、突然バスのドアが開いて乗客がドドドと降り始めた。

誰かが降ろしてくれと言ったのか?

片側3車線の真ん中であったが、運転手、大胆な決断である。

5時半に寿司屋に着くと、すでに行列であった。

まぁ行列ならラーメン屋で慣れている。

前日だって40分並んでラーメン食べたのだ。

食べる為の努力なら厭わない。

・・・もう行列は御免だ。

ラーメンとは断然、回転が違う。

そりゃそうだ、ラーメンなら5分やそこらで食べ終わるが、寿司の食い放題である。

2時間も待たされた。

待っている間の時間つぶしに、国の名前を交代に言っていった。

「ドイツ。ソーセージ。」と言ったところから、国の名前とその国にまつわるものを言うようになっていったが、知識がないのでそのうち「ドバイ、金持ち。」「ノルウェー、村上春樹。」と強引になり、「イラク、戦争。」「ポーランド、侵略。」「クウェート、侵攻。」「アフガニスタン、内戦。」「イスラエル、内乱。」としまいにはムチャクチャであった。

待った甲斐があり、着いた席はレインボーブリッジの見える席であった。

1時間半かけてしこたま食べたのはいいが、この後の「マンガ喫茶でブログ更新休憩&ちょっとおねんね」ができなくなってしまった。

コーヒーを飲んだら村山のシダックスでぶー子と落ち合い、朝までカラオケだ。

朝の5時までは到底もつまいと思っていたが、みんな頑張った。

「絶対に酔っ払って台無しにするな」と固くぶー子に言い渡されていたので、なかなか気が抜けなかった。

しかしそのお陰で粗相もせずに、良い思い出だけ作って帰ることができた。

カラオケの話はまた。

寿司屋のあるデックスの、6階からの夜景。見づらー。

寿司屋のカウンターからの夜景。反射して見づらー。

外から見た夜景。見づらー。