人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

今日は体育祭。 WRITTEN BY ぶー子

きてしまった体育祭

私は運動はできない方なので、あまり気分が乗ってこないpict:yellow22

しかも練習とかは全くしてないしpict:nose4

いいのか?コレで・・・pict:yellow6

と、まぁ色々な不安を抱えながらも

始まっちゃいました。pict:yellow25

私の高校では

「赤団」

「白団」

「青団」

という3つのチームに分かれていて、

その3チームで争うコトになっていマス。

1チームあたり大体240人くらいいます。

そして私は「白団」デス。pict:yellow19

ちなみに私の出る競技は↓

:1:竹取物語

:2:800m走

:3:大縄跳び

:4:全員リレー

注目してほしい1番目

「竹取物語」

コレは聞いてもピンとこないだろう。

校庭の真ん中に複数の竹の棒(らしきもの)が置いてあり、

端と端にそれぞれの団がスタンバイします。

分かりにくいと思うので、図を描きました。pict:pencil

こんな感じデス。

そしてスタートの合図と同時に走って

真ん中にある竹を、綱引きの要領で自分の陣地へどんどん入れていけば良いのですpict:yellow16

最初は「白団」対「青団」。

私はこの競技を小学校でやったコトがあったから

結構余裕こいていた。pict:yellow18

まぁ、皆で走って引っ張る。

という、あくまで笑顔で始まって

笑顔で終わるものだと思っていた。

と、そこへ先輩が。

もし引っ張るのが無理そうだったら、押しちゃっていいからね。pict:yellow16

ん?

・・・押す?とは・・・。pict:yellow6

「もう後ろから人ごと押して陣地に入れちゃえばいいからpict:yellow16

え?

そんなコトしちゃっていいんですか!?pict:yellow12

なんか少し不安になってきた時。

もう今にも始まりそうな雰囲気に。

「よーし、頑張るぞpict:yellow24」なんて意気込んだ直後。

スタートの声がかかった。

わああああああああああ!!!!」

雄叫び。

・・・戦争?pict:yellow4

笑顔で始まるなんてもんじゃない。

皆我を忘れて棒に突進していった。

意外にも少し早く棒についた私は急いで棒に手をかけた。

_______ふぉごう!!(・∑。)

すぐに何十人という女子生徒が群がってくる。

何人かは私に突っ込んできた。

・・・い・・・息ができん・・・。pict:yellow22

竹を掴んでいる人は、そこが中心部分になるのでめちゃめちゃ苦しくなる。

と、

後ろから誰かガンガン押してきた。

げ!青団だ!!pict:nose4

先輩が言ってたやつだ!!!

私の体操着、後ろめくれまくってるんデスガ・・・pict:yellow22

今度は棒自体が何か回転してきた。

なんだなんだ!?

足がもつれる・・・pict:animal4

やばいやばい!

転ぶぞコレ!!

転んだら完璧私踏まれるじゃんか!!pict:nose4

死ぬ。pict:yellow25

そう思った時、終わりの合図が!!pict:yellow18

助かった~・・・pict:yellow15

もう皆殺す勢いで来てるからね。

「押せ押せ!」

とか

「ふざけんな!!」

とかね。

もういっぱいとびかっちゃってるからね。

私の友達なんか怖くて泣いちゃった子もいる。

足は転んだのか、すりむいていた。pict:yellow10

「2回戦始まるよ~」

・・・まじかよ!!pict:yellow20

無理だよ!

今度こそ死ぬよ!!pict:yellow12

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そんなんで結局4試合もしました。pict:yellow22

死ぬ思いで頑張った竹取。

中にはまるっきしノーマークだった棒を2人でかついで持ってきたというツワモノもpict:yellow25

今年初めてだった竹取物語。

これで、来年もやるか、

もう絶対やらないかのどちらかにハッキリ分かれるだろう。

ちなみに私は・・・

・・・どっちだろう??pict:yellow19